カテゴリ:東北楽天ゴールデンイーグルス
koboスタ前の賑わい
5月14日水曜日。koboスタへ行く。もちろん東北楽天の応援をするためだ。「仙台国際ハーフマラソン」出場者には、今回初めて招待券と交換出来る紙片が配られていた。私はエントリーしたものの出走出来なかったため、一応「途中リタイヤ」と書いておいた。名前とタイムを書く欄があったからだ。だが近所の方が、この日まで使える招待券をくれた。昨年優勝した際、パレードの協賛金に協力した人に配られたものだった。念のため、私は両方持って行った。 テナント風景 今年の楽天はなかなか調子が上がらない。初優勝した昨年はこの時期も勢いがあり、私は優勝すると感じていた。田中マー君が抜けた穴はあまりにも大きく、しかも打線が爆発しないのが気がかりだ。それにも関わらず、相変わらず楽天ファンは続々と球場に集まって来る。今や楽天は仙台市民、いや東北のファンにとって欠かせない存在になったようだ。ここで仙台鉄人会のAさんと遭遇。彼は73歳。先日のハーフマラソンを走って、ここへ来たようだ。 これがこの夜の楽天の先発メンバー。ピッチャーは昨年入団した森。期待の新人だが、果たしてどこまで通用するか。大リーグへ帰ったマギーに代わって入団したユーキリスの名はない。故障で帰国した彼の代わり、昨年まで巨人に在籍したボウカーが急遽入ったのだが、まだ実力を発揮し切れないでいる。ともあれ今夜のナイターは「無料」。勝っても負けても、久しぶりに球場の雰囲気を楽しもう。 クラッチ これは球団のマスコットであるクラッチ。一応「男の子」で、クラッチーナと言う「女の子」も別にいる。この他悪役のマスコットもいるのだが、最近はほとんど出て来ない。彼らはイニングの合間にグラウンド内に飛び出て、大いに場内の雰囲気を盛り上げてくれる。 先発の森は心配された通り3回持たず、フォアボールを連発して自滅した。相手のオリックスはかなり選手を補強しただけあって、「カモ」にした昨年の面影はない。今年は楽天がカモで、まだ1度も勝てていない。これが実力の世界だ。スコアボードの上になびく「チャンピオンフラッグ」が泣いているようだ。 急遽出て来たリリーフは上園。だが彼もフォアボールとヒットで、たちまち点を取られてしまった。おいおい、しっかり頼むよ楽天!!これじゃ試合を観に来た楽しみが壊れちゃうじゃないか。怒りつつ私は焼酎を飲んだ。この日は胃カメラを飲んで「逆流性食道炎」の診断を受けたばかり。あまり胃に負担をかけてはいけないのだが。 そんなことより、ゴールデンエンジェルスの美しいお嬢様方をご覧いただこう。彼女達は1年ごとに応募し、交代する。きっと練習も過酷なのだろう。キッズの部もあり、元気あふれる子供達が球場内に並ぶと、それは見事で壮観だ。 この日は5回裏の攻撃が終わると、夜空に花火が打ち上げられた。勝っていたら嬉しい花火だが、負け試合ではちょとねえ。それに私達の席の直ぐ裏で上がるため、ちょっと見難いのが残念だ。 5回までの経過がこれ。楽天がせっかく点を取っても、直ぐに取り返される展開。今年のオリックスは強い。去年までの弱さが嘘みたいだ。(涙) 3人目の西宮も同じように打たれた。こうなると途中で帰ってしまうファンが出て来る。この日の仙台は最高気温が30.8度の真夏日だったのだが、koboスタ内には熱気が感じられなかったのが残念。う~む。AJがホームランを打ち、打点と合わせて目下2冠王なのがせめてもの慰めか。 大型スクリーンに映る「チャンステーマ」や「挑戦」の文字が虚しいこの夜。負けてばかりいると、全く勢いを感じなくなるから不思議。去年のチャンピオンも、今や手負いの獅子。どうした楽天、元気がないぞ~!!必死で応援する楽天ファン。数少ないオリックスファンの歓声が、夜空に響く。 7回裏。楽天の攻撃に先だって流される球団歌。それが終わると、クレムゾンレッド(えんじ色)のジェット風船が夜空に舞い上がる。だが、この夜の楽天は不発気味。「貯金」のあるオリックスとは勢いに差があるようだ。 最終スコアがこれ。4対8の完敗だった。朝から空腹に耐えて胃カメラを飲み、夕方は勇んで自転車を漕いでkoboスタへやって来たのだが、惨敗。負け試合の帰路は淋しく、ペダルも重い。結局この日の就寝は12時ちょっと前。厳しい一日だったが、ようやく安心して眠りに就いた私だった。結局楽天はこの日以降4連敗し、借金7つでセパ交流戦に臨むことになった。嗚呼。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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