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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.05.20
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テーマ:ニュース(100027)
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 韓国のフェリー、セウォル号が珍島沖で沈没してから早や1カ月が経つが、次から次へと新たな事実が明らかになる。日本ではとても考えられないことばかりだ。以下に、気になった事項だけでも列記したい。

 *航路の逸脱 *三等航海士による操船ミス *積載量オーバー(通常の2倍以上) *バラスト水の不足(通常の4分の1) *車両やコンテナの固定方法の不正 *船の改造に伴う重心の不安定(あまりの酷さにフィリピンに売却しようとしていた。出航時から船が傾いていたとの説もある) *不適切な避難誘導 *救命器具、救命ボートの不備 *海洋警察の判断ミスによる救助不能 *船長以下無責任な乗組員の脱出(彼らは全員臨時雇いだったことが後日判明)


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 *不確実な乗客数(黙って乗り込んだ人もいた) *安全対策、安全教育の欠如 *偽潜水夫の出現(犠牲者の父兄を騙して金を取ろうとした) *炊き出しのタダ食い *大統領の慰問相手がヤラセ *監督官庁への賄賂と重量オーバーの黙認 *不正蓄財と悪質な経営 *カルト教団との不適切な関係 *経営者及びその子弟の逃亡 *船長を殺人罪で起訴 *大統領が海洋警察の解体を表明

 この事故の後も、韓国では地下鉄事故やビルの崩壊などが起きている。この国ではマニュアルに従わなかったり、欠陥部品が横行している由。こんな三流国に歴史をねつ造して日本を非難する資格などない。呆れ返って口が塞がらないとはこのことだ。


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 ウクライナからクリミア半島を奪ったロシアが、今度は東部ウクライナに食指を伸ばしている。ドネツク州での住民投票では、ウクライナから独立してロシアに帰属する意見が圧倒的だったそうだ。そしてその陰ではロシア政府の意向が働いていたようだ。ロシア本土とクリミア半島を結ぶ橋と鉄道は、結局中国が建設することになった。きっと国連安保理の際、中国が棄権に回ったお礼だと思う。

 ロシアはウクライナへの天然ガスを止める意向らしい。そうなると当然ヨーロッパにもガスは届かなくなる。今、ロシアは強気に出ている。オバマ大統領が国内では人気がなく、ロシアにも強硬姿勢が取れないと見越しているのだ。


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 中国もアメリカの弱腰を見抜いて強硬手段に出た。安保理事国の横暴だ。領有権が争われている西沙諸島(パラセル諸島)では、石油掘削を開始すると言う実力行使に出、中国艦船がベトナムの艦船に体当たりした。まさに尖閣諸島で中国艦船が海上保安庁の艦船に体当たりしたのと全く一緒だ。中国がここへ進出したのは、アメリカがベトナム戦争で負けて撤退した翌年だ。

 一方、南沙諸島(スプラトリー諸島)でも、中国が大量の土砂を埋め立て建造物を造った。現在は滑走路を構築する準備中らしい。これらの事態に驚き、領有権を争っている関係諸国が中心となって、先日のアセアンでは非難決議を採択した。元々「中国の赤い舌」宣言には無理がある。あそこが中国の大陸棚とはとても言えない遠方だ。ここが中国に支配されると、今後日本のタンカーも自由に航行出来なくなる恐れがある。


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 中国はかつて軍事力でモンゴルから内蒙古自治区を奪い、チベット族やウイグル族を制圧して領土を広げた。奪われた側は未だに抵抗し小規模のテロを繰り返している。また中国は文化革命当時、天安門広場で数百人のデモ隊を戦車で轢き殺した事実を隠ぺいしたままだ。大気汚染や水質汚濁、食糧汚染は矛盾する中国の象徴とも言えよう。富の不均衡、軍事力の増強と経済の悪化が、今後中国に混乱をもたらさいないとは言い切れない。


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 さて、小保方さんに対する理研の裁定が決まった。やはり彼女の研究は不正とされたまま。提出を求められた資料を、彼女は出さなかったようだ。また今回研究の証拠として公表した研究ノートの記述があまりにも杜撰だったことに驚いた。「Nature」誌の前に論文を出した「Science」誌でも、写真の切り張りを注意され、何が不正行為か彼女は知っていたようだ。それなのに彼女は、その後も同じ方法を採った。ましてやコピペなどは論外で、とても研究者の行為とは言えない。

 彼女は以前STAP細胞を作るためのコツや「レシピ」があると言ったが、「Nature」の投稿規定によれば、それらもきちんと記述することが求められている。その後、香港の研究者が小保方さんの論文に従ってSTAP細胞を作ろうとしたが出来なかった由。またバカンティ教授の方法での再現も出来なかった由。

 元々彼女の博士論文にも問題があった。あの杜撰な研究ノートが発表されて以降、彼女に対するオファーはぐっと減ってしまったそうだ。理研の懲戒が注目される。もし裁判になっても彼女は勝てないだろう。実際にSTAP細胞を作って見せれば、話は別だと思うが。彼女はあれだけ叩かれながらも、なお理研での研究活動を希望している。それは高額な俸給と研究費を支給されているため。彼女は同年代の人の倍くらい収入を得ているエリートなのだ。





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Last updated  2014.05.20 15:55:32
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