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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.06.06
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マ3雲峰菅原.jpg Sパパと雲峰師匠(右)

 このマラニック(ピクニック気分でマラソンを楽しむと言う意味の造語)は、走る歌人雲峰師匠を師と仰ぐ峰倶楽部のメンバーであるK峰さんが、師匠を「おもてなし」するために始めたもの。その輪が次第に広がって今の形になったと私は理解している。また5000km級のウルトラレースである「トランスヨーロッパ」を3度とも完走したSパパも、当初からの参加メンバー。宮城県出身の彼は、芭蕉が辿った「奥の細道」を全踏破している。


  スタート前の参加者  マ9メンバー.jpg

 エイドステーションで英気を養った私達は、次の目的地に向かって走り出す。ここからはしばらく撮った写真がないため、スタート前の写真を載せたい。東北大学工学部のキャンパスを西に向かい、理学部の角から宮城教育大学方面に向かう。ゴルフ場跡の工事現場は、地下鉄東西線の「青葉山駅」。昔ここには開拓農民も3家族いた。今から50年前の話だ。宮城教育大学手前の谷に沿って右折し、東北大学馬術部厩舎を経由して薬学部の裏に出る。


マ12仮装三婆.jpg 仮装組と熟女2人

 急な坂道を下って亀岡に出る。亀岡八幡宮の由来について話す。そこから牛越橋方面に左折。橋の手前で三居沢方面から戻って来るA班の姿が見えた。発電所跡と不動尊を観て来た由。当初のコースには入ってないが、リーダーの判断で急遽変更。明治時代に東北で最初に出来た発電所は、レンガ造りの小さなもの。そしてその奥の三瀧不動尊は薄暗く、シャッターを押したのに写っていなかった。カメラ涙ぽろり


    スタート前の「奥女中」    マ4おねえ.jpg

 牛越橋を渡り、広瀬川に沿って市内に向かう。この道はタータントラックを真似た材料で舗装され、とても走り易い。澱橋を渡って川内へ入り、さらに仲の瀬橋を渡って西公園へ。ここは「仙台国際ハーフ」のコース。

 皆はそのままコースに沿って定禅寺通りへと向かったが、私はリーダーのM井さんに断り、そのまま広瀬通りを直進してkoboスタに向かった。発電所に寄ったため途中からスピードが上がり、普段走ってない私にはもう限界だったのだ。

マ15バラ.jpg つつじが岡大通りのバラ

 あんなスピードで走ったのは昨年の「仙台国際ハーフ」以来。厳重にテーピングしたのに、膝が痛み、脚も痛い。さて私は、この日のために3つの準備をした。1つ目が先ず生きること。2つ目が極力体重を増やさないこと。3つ目は暑い中での速歩だった。これは冗談ではなく本心。それほど私の体調は悪かった。そして最高気温が27度になると言う当日に備えるため、それが私に出来る最大の対応策だったのだ。


                 マ16バラ赤.jpg

 駅前通りでA班に追い着いた。驚くM仙人に事情を話す。74歳の彼は今でも楽に100kmを完走する実力者だが、この1、2年で急速に老化が進んだ私は長い距離どころか短い距離さえ走るのが困難。だから今回のマラニックが引退レースになると覚悟していたのだ。鉄砲町の古い街並みが、近代的なビル街に変貌していた。この周辺の再開発はすさまじい。つつじが岡大通りを直進する途中、バラの花を撮る。さくらカメラ


マ17コボ.jpg koboスタ風景

 10時20分。東北楽天の本拠地であるkoboスタに到着。途中でかなり歩いた。やはりあのまま走り切る力が、今の私にはない。それは初めから分かっていての参加だった。

 10回目になるこの「みちのくラン」は、今年が最後になる予定。だから何としても参加したかったのだ。三々五々メンバーが到着した。その中にH多さんの姿もあった。彼女も今は全く走っておらず、苦しくなったら途中からタクシーに乗る積りだった由。その気持ちが私にはとても良く理解出来る。


     新潟ひょうきん族    マ18パフォー.jpg

 嬉しそうな走友達の顔、顔、顔。koboスタ外の路上では、楽天のユニフォームを着た球団スタッフが座って、何やら打ち合わせ中。そして隣の陸上競技場では、全国の小学生の陸上大会が開かれていた。汗を拭きながら、JR仙石線宮城野原駅に歩いて移動。ここまで走った距離は15km。ショートカットした私は、多分14kmくらいだろう。マラソンダッシュ歩く人足跡<続く>





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Last updated  2014.06.06 06:55:14
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