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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.06.25
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カテゴリ:生活雑記
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 ここ何ヶ月かの間、マウンテンバイクがやけに重たく感じた。もう10年近く乗っててチェーンには錆もついている。車体が軽いため何度か倒れ、そのせいで歪みが出てブレーキがきつくなったのだろうくらいにしか思ってなかったのだ。それに私の体力が衰えたことも、ペダルが重く感じる原因だろうとも。それにしても下り坂でも重いのはどう考えても変。一時は新しい自転車を買おうと思っていたのだが、「駄目元」で自転車屋で一度見てもらおう。

 診断の結果、何とブレーキ用のケーブルが切れていたことが分かった。つまり常にブレーキがかかった状態になっていたのだ。これで漕ぐのは無理。私の体力が衰えたのは事実としても、これでは下り坂でも重かった訳だ。こんな状態になったのは多分2度目だと思うのだが、その時の対応をすっかり忘れてしまったようだ。やっぱり歳だね。


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 「お父さん、おかしいよ」と妻が言う。今年の市民税、県民税が前年の倍以上になっている。疑問を持った妻が市役所に電話で聞くと、原因は確定申告をしてないからだろうとのこと。これからでも修正出来ると言うので区役所へ行った。幸い主な関係書類は一式残っていた。やはり確定申告をしないと損らしい。係の人が丁寧に対応してくれて、税金は半分ほどに減ることになった。

 今年の確定申告の時期に、私は体調が悪かった。それに確か収入が400万円以下の人は確定申告をしなくて良いように書いてあった。そして「医療控除」も計算したらわずかに10万円に達しなかったため、領収書をメモ用紙代わりに使ってしまったのだ。それが、どうやら勘違いだったようだ。税務署に行くと還付金がありますよ。そう言われて、直したばかりのマウンテンバイクに乗って、遠い税務署へ行って見た。

 こちらも係員に付き添ってもらって、端末から入力した。結果は1万7千円ほどの還付金が戻って来ることになり、各種の証明書類は申告書に張りつけて提出した。それに所得の少ない人は、医療控除の金額も低いのだそうだ。つまり10万円以下でも大丈夫だった訳だ。これは知らないと損。税金なんてものは、聞かないと誰も教えてくれない変な仕組み。それにもっと歳を取れば、遠くて不便な税務署へ直接行けなくなると思うのだが。


坂3.jpg

 一昨日の夜、入浴時に体重計に乗って驚いた。何と体重がいつの間にか増えていたのだ。思い当たる原因は間食。最近は朝食後直ぐから、お茶を飲みながらお菓子を食べてパソコンに向かっていた。きっとあれが原因のはず。もうかなり遅くなったランニングのペースだが、体重が増えればさらにピンチ。そこで昨日はまだ暑さが残る時間帯に走りに行った。たっぷり汗をかいて夜体重計に乗ると、いつもの数値に戻っていた。危ない、危ない。何とかセーフだ。

 歳を取るとどうしても代謝量が落ちる。特にそれまで体を動かしていた人が急に運動を止めると、その傾向が強いのではないだろうか。だけど人間歳を取れば、徐々に動けなくなるのが普通。私のように定年後肉体労働をやりながら過酷なウルトラマラソンに挑戦して来たランナーが、急に運動しなくなると大変なことになる。不調と運動の皮肉な関係はこれからも続くだろうし、より深刻になるのだろう。


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 先日眼科へ行った。眼圧の下がり方は順調で、緑内障の進行は今のところ停止しているようだ。若い眼科医が何か口籠っていた。薬局へ処方箋を出すと年老いた薬剤師が「目薬は1本にしますか。それとも2本?」と尋ねる。「4週間以上経過した目薬は捨てるようにと書かれてますけど」。私は答えた。どうやらそうではなかったようで、冷蔵庫に入れなくても効果が下がることはない由。2カ月に1度の診療だと収益が減るのが、医者が口籠った原因なのだろう。

 その数日後、循環器内科へ行った。私の顔を観てドクターが「元気そうですね」と言う。先日の50kmレースで、日に焼けたのだ。診察の結果、血圧も脈拍も正常だった。そこでドクターに日本人間ドック学会の新基準について尋ねた。血圧や血糖値の基準がこれまでと著しく変わった例の件だ。「私はもう血圧降下剤を飲みません」。あれ以降、そう申し出た患者が何人かいたそうだ。

 「Aさんの場合も血圧降下剤を飲まなくて良いかもね。それでも飲んでた方が安心ですよ」。ドクターの口調は、どことなく自信なさそうに感じた。それでも私は飲み続ける道を選択し、そのまま処方箋を薬局へ出した。今、世間では製薬会社と複数の大学との間で、治験薬のデータに関する不正が問題になっている。人間の体を実験材料にし、金儲けの手段に使ってもらっては困るんだよなあ。そう思いつつ、歩いて家に帰った。





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Last updated  2014.06.25 08:43:33
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