カテゴリ:園芸・家庭菜園
さあ今日は『紫陽花祭』の第二弾だよ。ワッショイ、ワッショイ。でも今日はね、静かで学術的なお祭りなんだよ、ワッショイ。説明文はウキペディアから借用したんだよ、ワッショイ。なお、写真と説明文は直接的な関係はないから注意してね。ワッショイ。 アジサイ(紫陽花)はね、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種なんだって。ワッショイ。 「アジサイ」は狭義では品種の一つの和名で、区別のため「ニホンアジサイ」と呼ばれこともあるんだって。ワッショイ。 アジサイの原種は、日本に自生するガクアジサイなんだってよ。驚いたかな、ワッショイ。 アジサイは日本では6月から7月にかけて開花し、白、青、紫、赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花を持つんだって。難しい表現だねえ。ワッショイ。 ガクアジサイでは、これが花序の周辺部を縁取るように並ぶ。これを園芸の世界では「額咲き」と言うんだって。ワッショイ。 ガクアジサイから変化した花序が球形で、すべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれているんだって。こんなこと初耳だねえ。ワッショイ。 アジサイは土壌の酸性度によって色を変えることは知ってるよね。酸性度が高いと土の中のアルミニューム分が強くて、花は青い色になるんだよ。ワッショイ。 そして土壌が中性やアルカリ性であればアルミニューム分は融け出さないため、花の色が赤くなるんだって。それに最初の頃は、葉緑素のために薄い黄緑色なの。そして最後に赤っぽくなるのは、花の「老化」によるんだって。これがアジサイの色の変化の秘密だよ。ワッショイ。 今では日本、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地で栽培され、多くの品種が作り出されているんだよ。ワッショイ。 原産地が日本であることは前に書いたけど、ヨーロッパで品種改良されたものは、「セイヨウアジサイ」って呼ばれている。良くみかけるのはきっとこれだね。ワッショイ。 幕末にオランダ商館員として来日したシーボルトは、帰国後『日本植物誌』を著して、アジサイ属14種を新種として記載してるんだよ。アジサイが好きだったんだね。ワッショイ。 自著の中でシーボルトは、当時の日本ではアジサイのことを、「おたくさ」と呼んでいると記しているんだって。ワッショイ。 日本の植物学者牧野富太郎は、シーボルトがアジサイの学名の一部に”otaksa”を入れたのは、愛妾お滝の名を潜ませたと非難したが、これはまるきりの誤解で、既にヨーロッパではotaksaが学名として使われていたんだってよ。ワッショイ。 このことによって、「オタクサ」の名はシーボルトとお滝のロマンスをイメージさせ、作家の創作意欲を刺激することになったようだね。私も吉村昭の書いた『ふぉん・しーぼるとの娘』を読んだけど、実に面白かったよ。どう?今日はちょっと難しかったかな。それでも最後まで読んでくれてありがとうね。そしてもっとアジサイが好きになってくれたら嬉しいよ。ワッショイ、ワッショイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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