2938703 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2014.07.29
XML
テーマ:ニュース(100014)
カサブランカ.jpg

 千秋楽。左からの出し投げで日馬富士を土俵上に投げ捨て、横綱白鵬の名古屋場所は終わった。13勝2敗。前日まで優勝の可能性がある力士は4人もいた。それが終わってみれば、やはり落ち着くべきところに落ち着いた。30回目の堂々たる優勝だ。この上には31回の千代の富士と、32回の大鵬しかいない。白鵬なら、きっと前人未到の記録を残すはず。だが、日本に帰化しない限り、彼の「一代年寄」はないと理事長が断言している。

 関脇の豪栄道は千秋楽に大関琴奨菊を破って12勝目を挙げた。これで3場所の合計勝利数が32勝。先場所は8勝7敗と奮わなかったが、今場所は2横綱2大関に勝ったことが高く評価され、場所後大関に推挙される運びとなった。14場所連続で関脇を勤めただけに、安定感は抜群。これで3人のモンゴル出身横綱に、3人の日本人大関が立ち向かう形になる。千秋楽に勝ち越しを決めた遠藤ともども、今後の活躍が楽しみだ。


            ユリ蕾.jpg

 右肘の靭帯を傷めた田中マー君に続いて、松坂投手が故障者リスト入りになった。相次ぐ日本人投手の故障が気がかりだ。大リーグでは田中投手の故障の原因を日本での投げ過ぎとしている。つまり問題は球数と考えている訳だ。これに対して日本では、中4日が故障の原因と考える関係者が多い。つまり日本では、登板間隔が中6日と空いているため疲労は回復すると考えている訳だ。楽天の星野監督は、変化球の投げ過ぎを問題視している。肘に負担がかかるためだ。


リンゴ.jpg

 夏の高校野球石川県大会では、決勝で星陵高校が9回に8点差をひっくり返して優勝を決めた。最終回に0対8からの逆転勝ちは珍しい。星陵の選手達は「笑顔」をモットーにしていた由。8点差をつけられていても、最後まで味方の逆転を信じて笑顔を絶やさなかったようだ。相手の小松大谷は、勝てば29年ぶりの甲子園だったそうだ。最後の最後にスルリと逃げた大魚。さぞ悔しい想いをしたことだろう。今全国各地で、こんな悲喜劇が起きている。

 高校生と言えば、長崎県の佐世保市でとんでもない事件が起きた。女子高生が同級生を殺害した事件だ。警察の調べによれば女子高生は単独犯行を認めた由。犯行理由は殺人に興味があったからと言う。また死体をバラバラにしたかったとの理由で、首と手を切断した由。県下でも有数の進学校に在籍し、留学を目指していた女子高生が、いとも簡単に殺人を犯す裏になにがあったのだろう。同県では十数年前に小学生が同級生を殺害した事件も起きている。


          葉10不明.jpg

 韓国では逃亡していたフェリー会社の会長が死体で発見された。例の沈没事故で大量の死者を出した会社だ。事故の原因もお粗末だったが、この顛末も謎だ。DNA鑑定で本人とされたが、疑惑も残る。首と胴体が離れていたそうだ。裏には政官財界の癒着があったとも言われ、口を塞がれた可能性もある。ともあれ現在の韓国を象徴する不可解な事件の解明が、これで一歩遠のいた感じは否めない。


キノコ.jpg

 中国の精肉業者の映像には驚いた。床に落ちた鶏肉を手づかみでラインに戻し、ベルトコンベアーの上をカビが生えた牛肉が流れる。賞味期限切れを指摘されても、死にはしないと嘯く工場従業員。とてもあれが隠しカメラで撮ったものとは思えない。「上海福喜」はアメリカの大手精肉業者OSIの現地法人だが、あれを米国企業の仕業と見る人は少ないはず。食品の安全に危機感がないのは以前から。だからあれは中国人の犯罪と感じるのが普通だろう。

 深刻な地下水汚染と大気汚染。そして相次ぐ食品偽装や「毒餃子」に代表される安全管理の問題。中国の料理人は自分達が食べる「賄い料理」を作る時だけは、安全な食品を使うと言われている。今回の「事件」も、中国政府の言い分を聞かないアメリカ政府に業を煮やした「嫌がらせ」との見方もある。つまり画像は「やらせ」と言う訳だ。もしそうでなければ、カメラやインタビュアーの前で従業員が、あんなに堂々と受け答えはしない。


               よしず.jpg

 小保方さんの博士論文の調査結果に関して、早大大学院の4人の教授が異議を唱えた。早大大学院では「科学論文の執筆」に関する講義があるが、彼女はそれを全く無視していること。博士論文は「草稿を間違えて提出した」との主張を認めたのはおかしいこと。不正があると指摘しながら博士論文自体は取り消さないことなど、私が先日書いた疑問点とほぼ同じ主張だった。


トラノオ.jpg

 日本学術会議が、STAP細胞論文に関する理研の対応に苦言を呈している。責任著者だった小保方さんのみならず、論文を執筆した理研関係者を厳しく処分すべきと言うのがその主張のようだ。また共著者の1人である山梨大学の若山教授が、あの実験で用いられた細胞が自分が提供したものと異なるとの疑義を、以前から呈している。

 先日NHKでは特別番組でこの問題を取り上げた。専門家に依頼して分析した結果、nature掲載論文の画像の8割方に不正や疑問があったとされた。またNHKでは「キメラ細胞」が出現した月日が実験ノートに記載されてない理由や、実験室の冷蔵庫にES細胞があった理由を小保方さんに書面で質問したが、未だに回答はない由。科学の最先端でなぜこのような不祥事が起きてしまったのか。闇は途方もなく深そうだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.07.29 09:40:17
コメント(10) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X