カテゴリ:写真
7月11日。眼科へ行く途中、何気なく見た竹の皮が、とてもきれいに見えて引き返した。竹の種類は知らないが、包装にでも使えそうな竹の皮。 思わずデジカメで撮って見た。何に使うかも考えずに。それほど私には美しく感じたのだ。 同じ日。眼科での検査を終えた後、付近の「仙台市縄文の広場」へと向かった。「縄文人の食べ物」を取材するためだったのだが、「広場」への登り口にも竹があった。 こちらは前の竹とは違う種類のようだが、清々しい雰囲気に惹かれた。 凸凹した竹の根元も面白い。それにしてもこんな写真を撮って、「使い道」はあるのだろうか。まあ何かの話の「挿絵」としてなら良いかも知れない。 7月16日。近所のM公園を走った時の写真。公園のある丘の南斜面を造成する目的で、昨年の秋に大量の竹を切ったのだが、そこから一斉に若竹が芽生えていた。まだ根っこが生きていたのだろう。 その帰り路で、竹のある場所を思い出して寄って見た。本当は竹の根っこを撮りたかったのだが、残念ながら根っこは見つからなかった。 そこでその翌日、家の近所の竹藪へ行って見た。7月17日のことだ。これが4か所目。この時には、いつか「竹の特集」を組もうと明確に考えていたのだ。 根っこではないが、古い切り株付近から若い竹が延びている。これも竹の生命力を感じる被写体として、面白いかも知れない。 こちらは既に皮は剥けてしまっているが、青々とした竹の肌が美しい。 さらに移動して6か所目。生まれて間もない若い竹は、まだ葉すら開いていない。 その付近には、途中から伐られた古い竹が。これも竹の雰囲気が良く出ているねえ。 さらに移動してお寺の傍の竹林の中。ここが7か所目。何とか竹の根っこに遭遇することが出来た。節くれだった竹の根っこ。これが竹の生命の源。古い切り株にも趣があるね。ここは毎年その時期になると、立派なタケノコがたくさん生える場所なんだよね。 最後は急な坂道を通って帰宅。坂の途中の家に紫竹があることを知っていたからだ。紫竹もなかなかの風情。四国の松山城の天守閣付近には「紫竹門」があり、立派な紫竹がたくさん生えていたのを思い出す。これで全部で14枚の写真が撮れた。今初めて全体を観たけど、「竹の世界」もなかなかグー。まあ自画自賛だけど、この試みも案外成功したかも知れないね。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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