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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.12.16
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カテゴリ:健康
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 この冬何度目かの寒波襲来である。厳寒の中で、衆議院議員選挙が終わった。選挙結果を喜ぶ人もいれば、悲しむ人もいるだろう。今回苦渋の選択をした私はどちらでもなく、ただこんなものだろうと思うだけだ。投票後、人生初の「出口調査」を経験した。それらを元にしてテレビ局が特別番組で当選速報を流すのだと納得した。

 民主党は党代表が落選し、また元総理が全国で一番最後に当選した。党勢は延ばしたもののかつての勢いはなく、前途多難だろうと感じた。みんなの党は選挙前に解党して一人の党になり、かつての代表は落選の憂き目を観た。次世代の党は老人ばかりが残り、石原元都知事も落選して政界を引退した。生活感のない生活の党は剛腕で鳴らした代表ともう一人が当選しただけ。たった2人だけの党では、国会で何も訴えることは出来ないだろう。


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 先日公園を早歩き中に、1人の人に話しかけられた。バグ犬を連れた老人だ。何気なく健康の話になったが、最近2人の弟さんを相次いでがんで亡くした由。2人ともタバコを吸い、食道がんが死因だったそうだ。彼は若い頃の暴飲が祟って血糖値が高いと話していた。年齢は私よりも2歳若かった。私も自分の健康状態に就いて話した。私の高校時代の同級生で亡くなったのは7人だが、彼の方はもっと多いそうだ。まだ60代なのに、淋しい話だ。


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 暫く話しているうちに、彼と私は同じ大学の同窓であることが分かった。その頃にはまだあった夜間の二部だ。彼の口からK君の名前が出た。高校の1年後輩らしい。K君は二部で同じクラス。真面目な男で今でも年賀状を交換しているし、職場へも訪ねたことがある。そのK君が在学中に父君を亡くされたことを聞いた。そんなことがあったのかと思ったが、私の場合は高校時代から両親が無く、夜学へも4年遅れての入学。今は遠い昔の話になった。


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 昨日はその公園へ走りに行った。途中の沼は凍り、氷の上に白い雪が積っていた。それよりも驚いたのが、全くスピードが出ないこと。走るのは1週間ぶりだったが、あまりの変化に愕然とした。歩くよりも遅いのではレースはとても無理。悲しいけれど、これが私の現状。最近は階段を上るのでさえ息が苦しい有様。この日もわずか7kmほど走っただけで疲れ、ヨタヨタしなから家に帰った。


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 今年も昨年に引き続いて体調の激変を感じた。夏は危ないと感じ、旅行を目前にした9月初めには入院して治療も受けた。もう自分で自分の体調をコントロール出来ず、薬の服用で命を永らえているような状態。それでも生きて、何とか走れている。これはもうレースのためと言うよりも自分の健康のためのランニングだ。他人が見れば、ただもつれながら歩いているようにしか見えない不格好なランだが、それを気にするような私ではない。


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 先日歯医者で奥歯を1本抜いた。根元から腐っていて、残せなかったようだ。今年に入って失った歯は、全部で4本分。このために噛むのがとても不自由になった。リンゴを食べるだけで歯茎が痛む。仕方なく薄く切って、少しずつ食べている。芸能人ではないが、歯は命。これからの老後にも大きく影響するだろう。そのうちに入れ歯のことも考えないといけないかも知れない。


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 昨日は眼科へ行って来た。緑内障用の目薬が無くなったためだ。眼圧はいつも通りで、変化は見られない由。物が二重に見えるのは老化が関係しているそうだ。幸い近くの物を見る時はダブらないのでまだ助かっている。眼鏡を調整することは可能のようだが、そうすると手元が見えなくなる由。歯の次は目。それに心臓はガタガタ。こんな状態でどこまで持ってくれるのだろう。それでも生きているのは有難く、素晴らしいことだと思う。


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 先日はランニング用タイツ2本の紐を、自分で入れ直した。ゴムが緩くなったため、紐がないとずれ落ちてしまうからだ。また針に糸を通そうとして難儀した。畑の大根を全部抜き、そのうち16本を土に埋めた。年賀状の印刷が終わったが、まだ宛名を書くまでには至っていない。妻に依頼された大掃除もこれからだ。

 さて、タイトルの「冬来りなば」に続く言葉は「春遠からじ」。これはシェリの詩の一節。冬が来たら、春はそう遠くはないとの意味だが、私の人生も秋からいよいよ冬に入ったと感じている。だがさほど悲嘆はしていない。これもまた人生の一部で、楽しむのが一番だ。厳しい冬の後に再び人生の春が訪れることはないだろうが、季節は忘れずにやって来る。今年の冬も元気に乗り切りたいものだ。





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Last updated  2014.12.16 16:07:02
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