テーマ:ニュース(100020)
カテゴリ:ニュース・社会の動き
17歳の少女マララさんがノーベル平和賞を受賞したパキスタンでイスラム過激派が学校を襲い、児童など149人を銃殺した事件は世界中の人々を暗澹たる気持ちにさせたのではないだろうか。平和を願う祈りも、狂信者には届かないようだ。この事件を受けてパキスタン政府は、イスラム過激派の囚人500人を近々処刑する予定らしい。そのことが新たな殺戮に繋がることを恐れる。まさに負の連鎖。宗教も道を踏み外すととんでもないことになる。 不可解と言えば、大韓航空機の「ナッツリターン事件」も解せない。客室乗務員の態度に激怒した同社の副社長が離陸間際の飛行機を引き帰させ責任者を下ろして問題になった。まさに個人の感情で職権を乱用した典型で、多数の犠牲者を出したセウォル号沈没事件と同じパターンと言われている。限られた数の財閥が経済界を支えているのが韓国の特徴だが、弊害がもろに出た感じだ。この国の闇とぬかるみは、一体どこまで続くのだろう。 結局小保方さんはSTAP細胞を再現出来ずに理研を退職した。また理研側の検証実験でもSTAP細胞を再現することは出来なかった。理研の不正問題に関する調査委員会は、撤回された論文の図表2か所に新たな不正があったことと、緑色に発光したのはES細胞の混入が原因であることなどを本日公表する由。つまり「STAP細胞」はねつ造と改ざんと不正でしか作り得なかった訳だ。実験の中心的な存在だった彼女が、なぜそのような犯罪行為を行ったのか不可思議だ。 先週の日曜日に行われる予定の「荒川マラソン」が中止された。事前に警察の使用許可を取ってなかったのが中止の理由らしい。こんな不始末は前代未聞。主催者は関西で10回以上マラソン大会を実施しているが、ゼッケンナンバーがコピー用紙だったり、コースは交通規制していない堤防上で大混乱だったようだ。スタッフは3人しかいないと聞いた。本当に開催する意思があったかは疑問。マラソンブームに便乗してひと儲けしようとしたのではないかと疑う。 第3次安倍内閣が発足した。今回は与党として安定多数を確保し、長期政権になると予想されている。だが前途には財政の立て直し、景気対策、地方再生、TPPの締結、少子化問題や高齢化問題への取り組み、国防、集団的自衛権、憲法改正へ向けての国民的な論議など課題が山積している。力強い日本、豊かで平和な日本を目指して奮闘して欲しいと願っている。また東日本大震災の被災地としては、一日も早い復興を強く待ち望んでいる。今年も残り後わずかになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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