テーマ:暮らしを楽しむ(387506)
カテゴリ:生活雑記
昨日の午後3時。花火が打ち上げられる音が聞こえて来ました。1月14日の夜、仙台市内の各神社では毎年「どんと祭」が行われます。花火の音は、どんと祭が始まった合図なのです。
「とんど」、「左義長」、「松焚き祭」。この祭は全国で行われ、色んな名前で呼ばれています。昨年は市内で一番大きな「大崎八幡宮」のどんと祭を紹介しましたが、今年は近所の神社に正月飾りを納めて来ました。今日はその小さな神社のどんと祭を紹介しますね。 西多賀神社の境内に近づくと、灯が見え出しました。夜店が出て、たくさんの参拝客が集まっています。 眩しい光は焼きソバ屋さんから。 付近の子供達が大勢押し掛けていますねえ。 さて、どんな賞品が当たるかな? 人波をかき分けて前進すると、拝殿の前でどんとの火が燃え盛っています。 燃えろ燃えろどんとの火。私も持参した正月飾りを、火の中に投げ入れました。今年も一年健康でありますように。 カランカランと手に持った鐘の音。これは「裸参り」の鐘。下帯姿の男達がどんとの火の周りを廻っています。 この夜参加した裸参りはこの一組だけで、人数はわずか10名ほど。だって小さな神社ですもの。 これは地元の商店街の有志の方々。商店街も年々寂れる一方です。 善男善女が引いた御神籤を笹の枝に結びます。 カランカランカラン。裸参りの一行が、お参りを終えて帰ります。 お疲れ様でした~。裸で寒かったでしょう。風邪引かないようにね~!! 帰り道、私はもう一か所、鈎取八幡神社へも寄りました。 こちらの旧社格は村社。つまりかつての村の鎮守様ですね。 神社の前では、行儀良く参拝客が順番を待っています。 消防団の方が注意しながら火の世話をしています。 う~む。こちらの方が火の勢いが良いねえ。 こちらは火の直ぐ傍まで行けますよ。やっぱりこれじゃないとねえ。 人々はどんとの火に祈ります。家内安全。商売繁盛。世界平和。そして今年も健康で一年を過ごせるようにと。 境内の夜店は地元の町内会のお世話。甘酒一杯いかがです~? テレビの画面から この夜のニュースでは、大崎八幡宮の裸参りは約3千人と言ってました。やはり規模が全然違いますね。 (注)今朝の地元紙によれば、大崎八幡宮の裸参りの参加者は121団体で3800人。参拝客は8万人とのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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