カテゴリ:俳句
<樹木・モノトーンの世界(2)>
冬の樹木と雪の組み合わせは、いかにも寒々しい感じがします。そこで即興で作った俳句を写真に添えてみました。果たしてどんな感じになるかお楽しみに~♪ 煩悩を道連れにして大晦日(大晦日)*ぼんのう 喜びも哀しみも経て年の暮(大晦日) また一つ年去りにけり除夜の鐘(大晦日) 古稀過ぎて除夜の鐘聴くやもめかな(大晦日) 初春やこの一年も生き抜かん(元旦) 初日の出東雲の空染めにけり(初日の出) *しののめ 元旦の意気洋々のブログかな(元旦) 穏やかな年になれかし年始め(元旦) 新年ややるぞと吠へて天仰ぐ(元旦) 怨念を捨てて厄年初詣(初詣) 年毎に減る一方の賀状かな(元旦) 屠蘇に酔ひ駅伝に酔ひ年明けぬ(箱根駅伝)*とそ=酒 初場所や十年先の朝稽古(大相撲) 大望を秘めし晴れ着の二十歳かな(成人式) *はたち 松焚きや暖を取りつつ手を合はす(どんと祭) 冬の空裸参りの鐘の音(どんと祭) 海苔で食ひ納豆で食ひ餅尽きぬ(小正月) 小正月蜜柑僅かに残りけり(小正月)*ミカン <1月2日に逝きし義兄に捧げる> 新春や義兄も鬼籍に入り給ふ *あに 家族葬新春の通夜和みつつ 松の内過ぎ去らぬまま骨拾ふ 年始め骨を拾ひし竹の箸 白骨に還へりし義兄も歳男 *あに 骨壷の重きに惑ひ年明けぬ *まどい 冬の星座義兄の御霊か震へたり *あに *みたま 合掌 <不定期に続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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