カテゴリ:写真
<大阪・国立民族学博物館>
暫くお休みしていたこのシリーズを再開します。今回は大阪府吹田市にある国立民族学博物館の展示品を紹介します。一昨年の11月「神戸マラソン」に出場する際、16年ぶりくらいに訪れました。ここは私の8番目の職場でもありました。あの時に紹介し切れなかったのが少し残っていました。 この博物館では自由に展示品(常設展など)を撮影することが出来、一部は直接手で触れることも可能です。収集品は民族学(文化人類学)の研究のため、一般的な生活用品が中心です。私は専門家でないため、詳しい説明は出来ませんが、観るだけでも楽しめるのではないでしょうか。 ベトナムの水中人形です。実際に水の中で人形を操って観客に劇を見せます。ベトナムでの生活ぶりが良く分かって愉快ですね。 これも上の人形と同じで、水中で操作します。こちらは水牛を使って水田を耕す農民のようです。 ラオスの仏壇です。これらを含めた展示品は、私が勤務していた当時に研究者が収集して来たものです。当時は日本との交流もなく、ほとんど未知の国でした。ラオスの博物館運営に協力したこともあり、展示品の収集に便宜を図ってくれたようです。 仏画です。これは地獄の餓鬼の様子を描いたのでしょうか。 これも仏画のようです。地獄で火焔で燃やされる人の様子でしょうか。 こちらは天国の様子でしょうか。ハスの花を手にした人や、掘り上げたレンコンのようなものが見えます。 これはブッダを描いたのでしょうか。 ラオスの仏像です。材料は木のようでツルツルしています。日本の仏像とはかなり雰囲気が違いますね。 上の仏像と対をなすものでしょうか。 ラオスは共産主義の国家ですが、国内の交通網が発達してなかったこともあり、ほとんど未知の国でした。今、中国は中国南部からラオス、タイ、ミャンマーを通過してインド洋へ出る高速道路を建設するなどの援助活動を活発化しています。またメコン川の上流に次々と巨大なダムを建設し、下流の国々との水問題も起きているようです。このような地域研究もこの博物館の使命で、専門の研究家と連合大学院が置かれています。 地域の確認を忘れた展示物です。表情は東洋系のように見えます。股間の巨大な陽物がユーモラスですが、何やら不思議な像ですね。 これも地域の確認を忘れました。太鼓のようですが、たくさんの取っ手がついている不思議な楽器です。この博物館には、世界の楽器のコーナーもあります。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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