カテゴリ:写真
<塩竃神社点描(1)>
1月11日。私は自宅から塩釜まで走って行った。最終目的地は塩竃神社。もうお分かりのように、神社だけは今でも「塩竃」と「かまど」を使い、他は簡単な「かま」の字を使っている。前回よりかなり日が開いたが、今日もまた塩竃神社の境内を紹介しよう。ここは陸奥国一宮として古代から東北の要である国府多賀城を鎮護する神社でもあった。 表参道の長い石段が見える。右側は鋳物で出来た灯籠。上部に菊のご紋が見える。 表参道入口付近にある狛犬。右が口を開いた啊(あ)像で左側が口を結んだ吽(うん)像。 高い石段の上にあるのが随神門。門の左右には木製の神像が納められている。 随神門の直ぐ横には新年を祝う門松が立てられており、手水舎には「謹賀新年」の標識があった。1月も半ば近くと言うのに、境内には参拝客が溢れていた。 境内の建物(左側)と参拝客が買い求める縁起物(右側) ご神木であった杉の年輪(左側)と境内のシャコ貝。塩竃神社は本来海や製塩の神を祀る神社。このため獲れた魚を奉納したり、このような南方の珍しい貝を奉納したのだろう。 境内にある小社。小社と言っても堂々たる雰囲気が漂っている。 こちらは境内の狛犬。左側が「あ」で、右側が「うん」。この狛犬も年代が古く、かなりの貫禄だ。なかなか良い表情をしてるでしょ? 金属製の古い灯籠越しに拝殿の側面が見える。 境内の建物では、新海苔の品評会が行われていた。海の神社ならではだ。優秀品は毎年皇室に献上される。 拝殿は右宮と左宮に別れているが、これは向かって右側にある左宮。朱塗りの拝殿が鮮やかだ。 これは別宮の側面。ここに祀られているのが塩や海の神で、きっと塩竃神社の本来の姿なのだろう。 静かな佇まいの東参道と東参道の入り口にある石灯籠。 <続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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