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マックス爺のエッセイ風日記

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2015.01.27
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カテゴリ:健康
庭1.jpg

 何日か前の朝、居間のカーテンを開けている時、鼻の中を暖かいものが流れるのを感じた。これはヤバイ。そう思って急いでティッシュを千切り、鼻の穴に突っ込んだ。久しぶりの出血だが、なぜ鼻血が出たのかが分からない。

 最初の鼻血は50年前の大学病院での手術。これは鼻の中からの「小手術」と唇の内側から切開する「大手術」があるのだが、私は両方とも受けた。病名は副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症。つまり「蓄膿症」だ。大手術では曲がった骨をハンマーと「のみ」で削る。大変な痛みと出血だ。目隠しの隙間から流れた血がガラス瓶の中にドンドン溜まるのが見え、不整脈が起きた。あれが私が最初に経験した不整脈と、大出血だった。


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 2番目の鼻血は大阪勤務の時。今から18年前の話だ。この時は夜中に出血し、鼻にティッシュを詰めて、何とか止血した。原因はニンニクの食べ過ぎ。夕食時に焼いたニンニクの小片を8個ほど食べた。精力をつけようとしたのだが、無残な結果となった。

 3番目の出血は6年前。この時は未明に大量の出血が起きて、止まらなくなった。妻を起こして救急車を呼び、大学病院の救急部に行った。救急車に乗ったのはこの時が初めて。救急隊員が「鼻出血」と言っていた。手当で出血は治まったが、その日のうちに近所の耳鼻科で鼻の中の毛細血管を焼き潰す手術を受けた。翌日は東京のお台場で24時間走レースに出、114kmを走った所で止めた。止めた理由は鼻血ではなく、鋭角のカーブを周回したため、膝を傷めたのが原因だった。


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 今回の鼻血はようやく夜になってから止まった。なかなか出血が治まらなかったのは、私が血液をサラサラにする薬を服用しているため。不整脈による血栓を防ぐため、出血があると大変なことになる。出血の原因は不明だが、高血圧の関係が疑われる。もちろん血圧降下剤は飲んでいるが、副作用があるのだろうか。10年ほど前には鼻の奥に痛みを感じてMRIを受けたが、異常はなかったのだが。


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 新年早々亡くなった義兄の納骨の日が決まった。告別式で百箇日供養まで済ませていたため、いつでも納骨は出来たのだが、墓石に戒名を刻む作業があったのだと思う。昨年の暮れには従姉が亡くなったことを聞いた。私と同学年だった。そしてその弟が脳出血で倒れたことも聞いた。彼らの生家は我が家の本家。仙台近郊の農家で、幼かった私達にとっては懐かしい家だ。まだ貧しかった頃、畑のリンゴや桃をたらふく食べさせてもらったっけ。


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 先日テレビで出羽三山の即身仏の番組を観た。生きながら自らミイラになった昔のお坊さんの話だ。即身仏になるためには「五穀断ち」「十穀断ち」と徐々に食べ物を制限し、最後は地中の箱に入る。肉体が腐敗しないよう、少量のウルシを毎日飲むようだ。そこまでして生きながらミイラになるのは、仏になって村民の平和を祈るためだった由。生きてる時も住民のために世話を焼き、死後も大いなる精神で人々に光を与え続けたのだ。


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 イスラム国に捕えられた日本人の人質に、その後変化があった。残念ながらそのうちの1人は、どうやら殺害された可能性が高いようだ。残った1人を解放する代わりに、今度は身代金ではなくヨルダンの監獄にいる死刑囚との交換を条件として持ち出した由。これは他国の政治的な判断を伴うため、解決には困難な道を辿るはず。1人の愚かな行動が、他人の生命にも大きな影響を与える結果となった。


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 ニューヨークの国際貿易センタービルがイスラム過激派に爆破されて以降、これまでに多くの血が流された。欧米人なども犠牲になったが、その代償としてその何十倍もの罪のないイスラム教徒の市民が誤爆のために死んだ。命を奪われたことで、新たな殺戮が起こる。まさに泥沼、負の連鎖だ。死は死を呼び、憎しみは憎しみを招く。命に代償などあるのだろうか。果たして命に宗教の違いがあるのだろうか。どうやら人間の業は、とてつもなく深い闇のようだ。





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Last updated  2015.01.27 04:56:12
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