カテゴリ:旅、温泉
<榛名湖畔を歩き、走る>
昨日仙台は一日中細かい雪が降っていた。どうせ大したことはないだろうと思っていたのだが、いつの間にか結構な量になっていたようだ。写真は昨夜の9時頃の裏の家の屋根。トイレに行った時に電気を点けたら、意外にも大雪に。今朝の雪かきはきっと大変なはず。その前に、ブログを更新したら二度寝する予定なのだが。 さて、今日のテーマをどうするか悩んだ。気がかりなニュースについて書くか、それとも旅のシリーズにするか。迷った挙句、今日は旅の写真を載せることにした。 昨年の10月、妻と二人で旅へ出た。1日目は長野の小布施を訪ね、湯田中温泉に泊った。翌日は群馬県の高崎まで長野新幹線に乗り、そこからバスで榛名湖畔へ向かった。見える山は榛名富士。標高1390mの美しい山だ。榛名湖はカルデラ湖。つまり湖は火口湖なのだ。そして榛名富士は外輪山の一つ。湖を取り囲むようずらりと火山が並んでいる。 当然温泉もあるのだが、残念ながら私達が泊った国民宿舎は天然温泉ではなかったようだ。宿に着くなり、私と妻は歩いて湖を一周することにした。この日の朝、私達は湯田中温泉で走っていた。その疲れもあるので、無理する必要はない。榛名湖は一周6km。夕食前のちょうど良い運動だ。 湖ではワカサギが釣れる。漁期は9月初めから11月末までがボートに乗っての釣り。そして1月末から2月一杯までが氷上の穴釣りである。この日の昼食は、湖畔の食堂でワカサギ天ぷらソバを食べた。 湖畔の木々の間から榛名湖が見える。私は大好きな風景なのだが、あいにく同じような写真だけが残ってしまった。旅行から帰宅後旅の話をブログに書いたのだが、その時に変化のある写真を使い果たしたようだ。辛抱してご覧いただけたら嬉しい。 湖畔を周回する道路は一本だけなので迷うことはないのだが、何しろ初めての道なので分岐点には注意していた。 このボートが浮かんでいる浜辺が分岐点の付近。翌朝妻が迷子になったのはこの辺りだ。 一昨年訪れた北海道の大沼公園にはたくさんの小島が浮かんでいたが、ここには島がない。ただ湖水が静まり返っていただけだ。それに紅葉にはまだ少し早かったのも残念だった。 一周して再び元の場所に戻って来る。湖畔にはコスモスが風に揺れていた。気持ちの良い風景だ。 馬鹿の一つ覚えのようにピースサインをする私。 翌朝はまだ暗いうちに起きた。そして少し明るくなった頃ランニングスタイルに着替えて、妻と二人外へ飛び出した。フロントの小父さんのビックリしたような顔。老夫婦がこんな早い時間帯から走るなんて信じられなかったのだろう。だが我が家では冬でも早朝から走る妻なのだ。 相変わらずの風景だが、木々の間から朝日が差し込んで来る光景はどこか神々しい。 前日心配した辺りで、妻は迷子になった。私が写真を撮ってる間に1人で走って行き、そのまま分岐点を通り過ぎたのだ。私は慌てて妻を呼んだ。ノコノコと帰って来たのは暫く経ってからのこと。彼女にはどうも危険を察知する能力が欠けているようだ。それとも私が慎重過ぎるのか。 榛名富士の麓に結構急な坂道がある。その坂道を下り切ると広場。そこにテニスコートや乗馬クラブがある。桜の木がちょっぴり紅葉していて嬉しかった。 一周して宿舎に戻り、5階の展望風呂から湖を眺めた。走り始めた時よりは幾分明るくなって来た。これは外輪山とカルデラ湖の関係が良く分かる写真だ。さて前日は湖畔を歩いて1周し、2日目は朝から走って1周した。これも旅の良い思い出。この日は埼玉県の川越市に向かい、蔵のある古い街並みを歩いた私達だった。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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