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マックス爺のエッセイ風日記

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2015.11.04
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カテゴリ:旅、温泉
 ホテル2.jpg ホテル照明

 大先輩も間もなく到着した。Sさんは85歳、Kさんは83歳になられる由。それぞれ自宅から車を運転して来られたそうだ。何と言う元気さ。すっかり視野がぼけてしまった私とは違って、30年前の風貌をちゃんと保っていた。お二人には仙台駅で買ったお土産を差し上げた。わざわざこの日のために集まってくれた大先輩達。ただK原さんが亡くなり、明日がお葬式とのこと。恐らく87歳にはなられたと思う。温和な人柄を思い出す。


      懇親会の長老達 仲間6.jpg 

 それに思いがけずFさんまで来られた。彼は1学年先輩。転勤することなく最後まで筑波で勤務された温厚な人。翌日は育てている野菜の出荷があるので、ホテルには泊らない由。こうして総勢11名による懇親会が始まった。中には一緒に働いたことのない仲間や後輩もいるのだが、全ては顔なじみ。きっと酒は1杯しか飲めないだろうと思っていたのに、どういう訳か何杯でも飲めたのが不思議。


 仲間1.jpg
 懇親会風景(右から2番目が私)

 幹事役のF田さんに促され、私も挨拶した。ここ数年の体調や、懐かしいメンバーに久しぶりに会えて本当に良かったと感じたことなどだ。麻雀メンバーと会うのは3年ぶりだが、大先輩達とお会いするのは31年ぶりのこと。遥かなる時間の経過を感じないわけには行かない。何せYさんやK原さんが現に亡くなっているのだから。もう決して若くはない私達だが、出来るだけ元気で長生きしたいものだ。


     「空中風呂」入口 ホテル1.jpg

 懇親会がお開きになり、Fさんは帰って行った。わざわざ参加してくれてありがとうね、Fさん。そして再び麻雀が開始された。懇親会でかなり飲んだせいか、疲労が出て眠り出すメンバーが出だしたため、私は1度抜けただけで延々と戦い続けた。恐らく麻雀はやれても半荘1回くらいだろうと思っていたのに、5回も参加してしまった。ずっと負け続け、最後の最後に少しだけ取り戻した。戦いが終わった時は、深夜の2時を過ぎていた。


 仲間3.jpg 懇親会風景2

 昔ならそのまま徹夜して朝まで麻雀を続けていただろうが、今はもうそんな気力も体力もない。健康のため少しでも眠っておこうとするのだが、目が冴えてなかなか眠れない。そのうち疲れが出て、いつの間にか眠ってしまった。一度も起きることなく、そのまま朝まで眠ったようだ。起きた時は朝の6時。口の中がからからになっていた。K間さんが「誰か寝言を言っていたよ」と言う。それは自分かも知れない。きっと昔の夢でも見ていたのだと思う。目がハート眠い..


 朝1.jpg 東の空に朝日が

 タオルを持って大浴場へ行った。残念ながら空中風呂は閉まっていたからだ。熱いお湯が寝不足の体に気持ち良い。露天風呂からの眺めはあまり良くない。きっと外部から見えるため、視界を狭めているせいだろう。それでも体を洗ってさっぱりし、部屋へ戻った。7時から泊った10名全員で朝食を摂る。バイキング方式だが私は野菜を中心に皿に取った。水戸納豆も久しぶり。朝食を終えるとSさんとKさんは帰って行った。今日はK原さんのお葬式の日なのだ。


  麻雀メンバーの記念撮影 仲間2.jpg    
 
 精算を済ませると財布がかなり軽くなった。来年の開催地は岡山。岡山に住む後輩のHさんが優勝したためだ。優勝者が翌年の幹事になるルール。私もそれで山形や仙台などで幹事を何度か務めた。ホテルの玄関先に集合して記念撮影。そして3台の車に別れて、それぞれ帰途に着いた。

 2台は山道の途中から左折して、細い道を曲がって行った。奈良時代の官が跡を訪ねたようだ。私達はそのまま学園東大通りへ出て、つくば駅方面に向かった。さようなら友よ。また来年岡山で会おうね。車バイバイ<続く>





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Last updated  2015.11.04 05:36:37
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