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マックス爺のエッセイ風日記

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2015.12.07
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カテゴリ:芸術論
  C1標識.jpg

 宮城県美術館の一角に「佐藤忠良記念館」があります。2つの建物は続いていて、スムースに鑑賞することが可能です。

  
             C2肖像.jpg

 佐藤忠良(大正元年・1912年~平成23年・2011年)は宮城県大和町出身の彫刻家です。7歳の時父が死に、母の故郷である北海道へ渡り、そこで過ごしました。昭和9年(1934年)東京美術学校(現在の東京芸術大学)彫刻科入学、昭和35年(1960年)高村光太郎賞受賞。昭和41(1966年)年東京造形大学教授就任。なお、昭和40年代のドラマ『若者たち』などに出た女優の佐藤オリエは忠良の長女です。


   C3小品.jpg
   記念館の入口にある小品。ガラス面に私の青いデジカメが写っています。

 この記念館は宮城県美術館の一角に、平成2年(1990年)に建設されました。館内の作品は撮影が許可されておりません。でも展示場の外側にある作品や、建物の外に飾られている作品は、撮影が自由です。そこで私は出来る限りの作品を撮影することにしたのです。館外ではまだ雨が降っており、私は傘を差しながらの撮影でした。


   C7夏の帽子.jpg

    帽子・夏 1972年


   C8夏の帽子一部.jpg

    上記作品の一部


   C15チンチン.jpg

    二歳 1972


   C16チンチン一部.jpg

    上記作品の一部


   C11乙女立像.jpg  

    道東の四季・夏 1977


   C12乙女の部分.jpg

    上記作品の一部

   
   C17濡れる.jpg

    若い女 1971


   C18濡れる顔.jpg

    上記作品の一部


   C9鹿.jpg

    展示場の入口にあるレリーフ。恐らくは彼の作品だと思われます。


   C10鹿の部分.jpg

    上記作品の一部


   C4少年.jpg

    記念館の裏庭にあるこの作品も、彼の作のように思いました。


   C5少年の頭部.jpg 

    上記作品の一部


   D36裸婦.jpg

    記念館の外庭にある作品で、作者は不明です。


   D37笛.jpg

    これも外庭にある作品で、作者は不明です。


   D38笛.jpg

    上記作品の一部

 佐藤忠良の作品には気品と健康的な人体美が感じられて、私は大好きです。彼は文化勲章の受章候補にもなったようですが、「自分は一職人である」として、その都度受賞を断ったそうです。文字通り「忠」であり「良」でしたね。彼の人柄の良さが偲ばれる、微笑ましいエピソードです。なお、ウィキペディアの「佐藤忠良記念館」の項目は、まだ編集中なのが残念です。もし完成していれば、正式な作品名も分かるのですが。

 明日は作者不明の彫刻群を紹介しますね。どうぞお楽しみに~!!バイバイぽっ<続く>





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Last updated  2015.12.07 06:08:18
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