カテゴリ:俳句
1月19日火曜日。全国的に大雪が降った翌日、私は長靴を履いて雪景色を撮りに行きました。今日はその時の写真に、へぼ俳句を添えてみました。
雲厚く夢凍へたる冬木立 色消して流れ去るなり冬の川 雪解けの水路溢れて寒未だ 足跡の一つも見へず雪の橋 山間の圃場静まる雪の朝 どか雪の重みに竹の耐へかねし 石一つ雪に埋もれし姿かな 橋脚の空見上ぐれば雪の谷 雪の谷繋ぎし橋の天高く 遊ぶ子も居らず遊具の白き雪 ブランコの雪も融けざる寒さかな 階段の先に雪雲続きけり 蝋梅の雪を背にして香りたる 橋渡る人影もなし雪の道 青空に清しき貌の雪の山 木立みな大寒の日は沈黙す 一本の輪だち残して雪の坂 欅いま裸木となりて雪に立つ 雪中の薔薇も凍へて倒れけり 屋根の雪青空目がけ墜ちむとす 長靴で歩いた距離は3km。雪道はかなり疲れてしまいました。<完> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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