カテゴリ:ランニング全般
9時20分。リュックを背負って家を出る。行き先は名取川河畔にある温泉。所属する走友会の総会と新年会の会場だ。リュックの中身は着替え。リュックを背負って走るのは久しぶりだが、全く抵抗はなかった。背中の感触を楽しみながらのラン。コースに雪がないことは、先日乗ったバスの車中から確認済みだった。一か所工事中の所が対面通行だが、無事そこも通過。小さな峠の日陰に少し雪が残っていたが、滑らずに済んだ。 国道からM荘に向かう道が結構長かった。そして高速道を潜るガードを一つ間違えて曲がった。これまで走ったことがなかった道。当てずっぽうではやはり駄目。引き返して向かった道の長く感じたこと。ようやく温泉施設の建物が見えた時、後から軽やかな鈴の音がして、女性ランナーに追い抜かれた。実力者のK野さんだ。後で聞いたら17kmの山道を走って来た由。私は比較的平らな道を7kmだが、それでも大汗をかいた。 着替えを持って温泉へ行く。川沿いの天然温泉は2階にあり、広々として眺めも良い。熱い湯に浸かり冷えた体をゆっくり温めた。わずかな距離だが無事に走れて良かった。温泉はそのご褒美のようなもの。体を拭いて着替え、大広間へ戻った。 受付で新年会費と走友会の会費を支払う。三々五々、仲間が集まって来た。わざわざ岩手から参加したIさん、丁寧な年賀状をくれたM仙人とO川さん。いつもメールで連絡してくれるD夫人。そして私の体を心配してくれているK山さん、喪中葉書をくれたD長老などなど。でも穏やかなF会長の顔が見えないのが淋しい。 創立30周年記念事業をどうするかなど、総会では熱心な討議が続いた。役員の顔ぶれが変わって若返った。と言っても皆50代半ば以上。K山長老の挨拶、T野新会長の挨拶と乾杯の音頭で新年会が始まる。聞けば私が体調不良で会の行事に参加出来なかったここ数年のうちに、退会した会員も何人かいた由。実に淋しい話だが、これも走友会の宿命だろう。会員数は全部で58名。私は上から5番目の高齢会員になった。 出された料理は大した内容ではないが、アルコールは十分確保してある。それに差し入れの飲み物もたっぷり。私も久しぶりにビールを飲んだ。手術後の心臓の負担になるが、酔って気が大きくなったのだろう。一人ずつ今年の抱負を述べた。現役ランナーはそれで良いが、レースにも出られない状態の私は自分の体調とブログの話。 右側のO川さんは5月の連休に「本州縦断レース」に参加予定とのこと。5月3日に青森駅をスタートし、30日かけて山口の下関駅まで一人で走る。距離は1500km以上で、1日平均50kmちょっと。宿の関係で60km以上走る日もあるそうだ。実に壮大な一人旅。今は練習で10kmから30kmのコースを走っている由。1500kmを走り切る自信はあると話してくれた。そっと背中に触れたが、実にしっかりした筋肉だった。 結構料理も食べ、ビールも飲んだ。やはり仲間の顔を見、話し、一緒に酒を酌み交わすのは楽しい。中には私のブログを毎日読んでくれている走友もおり、寝坊して更新が遅れた日は、一体どうしたのだろうと心配してくれた仲間もいた。ほとんど会の行事に顔を出せなかったのに、有難いことだ。かつては共にレースを走った女性陣とも、しっかり握手をした私だった。一番左が私で、真ん中がIさん。右は新会長。 最後に全員で記念撮影をした。これも高齢のいや、恒例の行事だ。マイクロバスで仙台市体育館まで送ってもらい、そこから歩いて帰宅した。夕食はポテトサラダとリンゴ半分だけ。日中ビールを飲み、結構おかずも食べた。カロリーオーバーは避けなければならない。 酔いながらもブログにいただいたコメントに返事を書き、ブログ友へもお邪魔した。そしてこの日撮った写真を整理し、翌日のブログの構成を考えた。風呂に入り、9時過ぎに就寝。ランニングと宴会ですっかり疲れたのか、たちまち深い眠りに落ちた私だった。ありがとう仲間達よ。こんな私だが、これからもどうぞよろしくね~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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