テーマ:路線バスで小旅行(250)
カテゴリ:写真
<南会津の家>
2月7日。私はみちのく杜の湖畔公園にある「ふるさと村」の古民家を1軒ずつ訪ね歩きました。ここは4つ目の「南会津の家」。旧南郷村(現在は南会津町)にあった山本家の邸宅は19世紀半ばに建てられた「馬屋中門造り」。家業は代々農業の傍ら木挽きを行って来ました。これは山に入って木を伐り出す仕事です。 南会津の家の間取り図。やはり家の中に厩がありますね。 東側から見た家の側面。 そしてこれが裏側から家を見たところ。 軒先。きれいに萱の先端が揃っています。良い仕事してますねえ。 屋根裏の骨組みも立派です。 囲炉裏の上の物置き台。ここで燻製でも作ったのでしょうか? 柱には立派な柱時計が架かっていました。 そして座敷の床の間には、掛け軸も。 台所にあった桶類。 これは物を掬った竹製の道具。 大きな籠もありました。一体何に使ったのかなあ? 木挽き用の大きな鋸(のこぎり)と斧(おの)。 こちらは山で使った道具類。 家の一角に東北の手仕事コーナーがありました。これは木製の容器。木地師の仕事ですね。 木製容器各種。 暗がりの中に「お椀」が見えます。 こちらには蓋付きのお椀が勢ぞろい。 漆塗りの鉢。こちらは塗師(ぬし)の仕事です。東北には質の高い漆が育ちました。 お盆やお膳など各種の漆器。会津地方では会津塗りが有名です。 こちらは重箱でしょうか。 こちらは堆朱(ついしゅ)のお盆のようです。 般若の木彫り。木地師の中には民芸品を手掛ける人も出て来ます。温泉場では観光客相手の、こけし工人も育って行ったのでしょうね。<不定期に続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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