テーマ:暮らしを楽しむ(387636)
カテゴリ:生活雑記
chaochaoファクトリーからブックカバーが届いた。先日カタログで拝見した通りの出来栄え。あまりの見事さに使うのが勿体なくなった。でも製作者は実用品なので実際に使用して欲しいようだ。つまり本を護るためだが、私には目下夜も眠れぬほどの事件が発生中。だから風神と雷神は私を叱咤激励するために傍に置く積り。 早速代金を振り込むために郵便局へ行った。だが本体に比して手数料が高い。局員が言うには、通帳とカードがあれば手数料は無料になると。そこで再び歩いて家に戻り、通帳とカードを持参して郵便局へ。ところが暗証番号が違っていたようだ。局員が言うには印鑑があれば窓口で処理が可能とのこと。それで印鑑を取りに三度家に戻った。 4時に業務終了と聞き、自転車で急いだ。その途中で暗証番号を思い出した。お金の出し入れは妻の仕事。と言うことは?3度目にしてようやく任務を果たしてヤレヤレ。いや待てよ。確かこのパターンは前にもあったなあ。滅多にないことなので、すっかり手続きの方法を忘れていたのだ。何とドジな自分。そんな訳でちゃおりんさん、確かに送金しましたからねえ。どうもお世話になりました~。一生の友として、大事に使わせてもらいますね~!! ブックカバーと言えばあれは高校3年生の冬のこと、当時通っていた教会で讃美歌用のブックカバーをもらったことがあった。黒地に3色の糸で刺繍がしてあった。その教会は街のど真ん中に在り、付近には男女別々のミッションスクールがあった。私にくれたのはその女子高生で1学年下の人。ミッションスクールへ行けたのは裕福な家庭の子弟だが、既に両親がいなかった私は高校時代からアルバイトをしていた苦学生で、公立高校に通っていた。 何故ブックカバーを私にくれたのかは分からないが、今になって思えば密かに好意を抱いていたのかも知れない。だが純情そのものだった私はそんなことにも気づかなかったのだ。その後2つめの職場へ転勤し、夜間の大学にも通い始めたことで、教会へは行かなくなった。まだ捨てられずにいる聖書と讃美歌。そして素朴な刺繍のブックバーもそのままだ。そばかすの浮かんだ彼女の顔を、今でも良く覚えている。あれからもう55年も経った。 先日庭へ出た時、植え込みの中に黒いシャツがあるのを見つけた。冬用のヒートティック製で長袖。先日から1枚だけ足らないことに気づいていたのだが、どこを探しても見つからなかった。おかしいなあと思いつつ、そのままにしていたのだが、これで謎が解けた。シャツには2つ洗濯バサミがついていたからだ。きっと干していたベランダから風で飛ばされたのだ。黒の靴下1足も姿が見えないが、これはまだ余分があるので大丈夫。 先日ブログに柿の木を植えたことを書いた。そしたらお散歩うさぎさんが「桃栗3年柿8年」とコメントしてくれた。ふ~む。実が生るまであと8年ねえ。それでは私の命がないではないか。8年後私は生きていれば80歳。日本人男性の平均寿命を越えてしまう。そこまで持って、甘い柿の実を食べられたら嬉しいのだけど。 そう言えばソーラーシステムやオール電化システムの「元」を取れるのが8年後の計算。高い費用をかけて整備したのは良いが、単に次なる住人へ恩恵を与えるだけかも。だってこの家に子供達が帰って来る保証はないのだもの。そんなこともそろそろ確認しなくちゃいけないね。 沖縄勤務時代の走友から、先日手紙が届いた。定年後とある後援会に勤務し、その後浦添市のセンターへ勤務した由。間もなく70歳で定年のため、仕事を辞めた後の趣味をどうすべきか私に尋ねて来たのだ。第1回から続けて来たNAHAマラソンの完走記録はついに30回連続で途絶え、昨年は孫の待つ12km地点で走るのを終えた由。12km地点と言えば東風平(こちんだ)付近か。最近では走ると股関節に痛みが出ていたともあった。 私はNAHAは10回完走。うち3回は沖縄勤務の時だ。私は手術後の体調や、ブログなど目下の趣味について手紙に記した。彼は私より2歳若いが、ランナーとしては同じ老化の道を辿っているのだと思う。28年前に彼らと職場で初めて出会って、一緒に走った沖縄各地の風景をまざまざと思い出す。彼の手紙には、また一緒に沖縄そばを食べようとあった。私はヒージャー(山羊)汁で泡盛を飲みたいと返信したが、本当に実現出来ると嬉しい。 後6日で誕生日を迎える。振り返れば良くここまで辿り着いたものだ。上の孫娘が今春から高校に入学する。昨日は志望の県立高校に合格した旨電話があった。その前に受かった私立の音楽系の高校は辞退し、進学一筋で行くらしい。その孫娘達が長女と共に四国から今月末にやって来る。会うのは一昨年の大阪以来。仙台の我が家へは9年ぶりの来訪だ。家族が離れ離れで暮らすのは大変。3人の子供が誰一人住まない家をどう維持するかが、今後の大きな課題になりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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