テーマ:家を建てたい!(9890)
カテゴリ:生活雑記
今日から在庫写真を一掃しようと思う。主に昨年撮ったもので、これまで使用しなかったのを、この際一気に使おうと言う訳だ。だから全体を通してのテーマもなければ、シリーズの名前も無い。飽きが来ないよう適当に色んなものを織り混ぜたいと思っているが、果たしてどうなるか。先ずは早速ご覧いただきたい。 私は時々家を撮りたくなる。勿論他人のプライバシーを侵害する気持ちは毛頭もない。ただその形の面白さや雰囲気に惹かれているのだ。たまに「カット」代わりに使うこともあるが、今回は結構溜まったので特集してみた。 5年前の東日本大震災以降、仙台市内では建築ラッシュが続いた。空き地やこれまで畑だった所に次々と家が建っている。被災者の移住だけではないのだろうが、被災地の市町村がことごとく人口減少に苦しんでいる中で、仙台市は例外的な状況にあるようだ。<写真と説明は、一切関係がありません。以下同様です。> 近所の空き地に家が建った。建築計画を見たら、3軒の家を建てる計画。ええっ?と驚いた。こんな狭い所に3軒の家だって?建ち上がったら窮屈なのではないか。そんな疑問がつい最近解けた。家が完成したのだ。そこでじっくりと眺めると、案外良い感じ。へえ~っ、プロって凄い。ちゃんと最低のスペースだけは確保したんだねえ。ただし私ならそんな家は買わないけど。 家を建てる時、人は色んな夢を見る。そして家族が過ごし易く楽しい家になるよう、色々考えると思うのだ。 家にも歴史があるように、どんな家族にも歴史がある。楽しかった家に、誰も住まなくなる時が、絶対来ないとは限らないのだ。そんな風にして、今全国各地で空き家が増えているそうだ。少子化、高齢化、核家族化が進んだせいだと思う。 さて、この家には一体どんな物語があり、どんな夢が詰っているんだろうね。 そんなことを考えると、家って不思議。そして人生はもっと不思議。 一人一人の家族の夢が、きっとこんな家になったんだろうね。 便利な家。使い易い家。暖かい家。寛げる家。住んでいてとても気持ちが良い家。 中には一戸建て住宅じゃなくマンションを選ぶ人だっているし、アパート住まいの人もいるよね。 夕暮れが近づくと、家々に灯りが点り始める。 郊外の住宅にも夕闇が迫って来たよ。カラスが鳴くから帰~ろ 「お母さん、ただいま~!!」。「はいお帰り。今日はずいぶん遅かったね」。そんな声を聞くだけで、家の中がパーっと明るくなるんだよね。 ふふふ。今頃この家では一家の団欒が始まっているかも知れないね。 ここはとある特別養護老人ホーム。既に灯りが消えてしまった部屋もあるよ。「お休みなさ~い」。「しっ、静かに!」。 明日もまた元気で暮らせると良いね。ではゆっくりお休みなさい。空では小さなお月さまが笑っていたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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