2940890 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016.04.23
XML
カテゴリ:写真
<野草と若葉>

 4月16日に自宅の近辺にある太白山に登って来ました。標高321mの低山ですが、麓には仙台市の自然観察センターがあり、山の周囲は全て生物の保護地域になっています。またこの森には天然記念物の日本カモシカも生息しており、私も2度出会ったことがありました。では今日も早速ここで撮った写真を紹介しますね。


  ニリン3.jpg

 ニリンソウの群落です。それほど規模の大きくない群落が、ところどころに見られます。この花の生態については、昨日の記事を参照してください。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。



  ニリン2.jpg



  ニリン1.jpg

 純白の花は清々しいですね。



  ネコノメ1.jpg

 ネコノメソウ(猫の目草)。ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草。枝が地上をはうように伸び、高さ5~20cmの花茎を出す。裂開した果実がネコの目に似てることからの命名。



  ネコノメ2.jpg

 私が見つけた個体はこの一株だけ。従ってどの写真も同じ株だ。



  ネコノメ3.jpg

 残念ながら私は未だ「ネコの目」のように裂けた実を見たことがない。



  カテンソウ.jpg

 カテンソウ(花点草)。イラクサ科カテンソウ属の多年草。山野の木陰を好み、山麓の低湿地に生える。これは「生出森八幡神社」境内の岩場に生えているのを、たまたま訪れていたハイカーの方に教えてもらった。



  キイチゴの仲間.jpg

 キイチゴ(木苺)の仲間。バラ科キイチゴ属。暗い杉林の中で咲いていた。キイチゴの仲間は種類も雑種も多く、正式な名称は不明。



            1-9エイザンスミレ.jpg

 エイザンスミレ(叡山菫)。低山の落葉樹林に生える。この株も自然観察センターの入口の樹林で見つけた。葉は付け根まで3つに裂け、ギザギザの深い切れ込みがあるのが特徴。花の色は淡紅色。



  1-10エイザンスミレ.jpg
 
 名前の由来は、最初に比叡山で見つかったことからのようだ。今回は同じ場所で3株見かけた。



  スミレ1.jpg

 以下この日見たスミレ各種を撮った順番に紹介します。スミレ科スミレ属には約400種があり、日本国内で学名を持つものだけでも約250種ある。我が家には白いスミレがあるが、これは元々山にあったもののようで、タチツボスミレから変形したオトメスミレのようだ。



    (参考)我が家の白いスミレ 花5白いスミレ.jpg


  スミレ2.jpg

 と言う訳でスミレの種類は不明。山に登った順番に載せている。


  スミレ3.jpg



  スミレ4タチツボ?.jpg

 恐らくはタチツボスミレなのだろうが、確信はない。


  スミレ5.jpg



       スミレ6.jpg



  スミレ7頂上.jpg

 これは頂上の岩場に咲いていたもの。スミレは地味の乏しい僅かな空間でも生き延びる強い生命力を有している。


      山路来てなにやらゆかしすみれ草  芭蕉



          若葉4チゴユリ.jpg

 ここからは色んな若葉の紹介です。トップバッターはチゴユリ(稚児百合)の芽。ユリ科チゴユリ属の多年草で、落葉樹林の木陰に生える。花期は4~6月。



  若葉9不明.jpg

 どうやらサルトリイバラ(猿取茨)の若葉のようだ。サルトリイバラ科シオデ属で、山野の丘陵の林縁に自生する。雌雄異株で別名はサンキライ(山帰来)。四国ではこの葉で柏餅を包む。私も四国勤務の折りに、何度か食べたことがある。日本茶スマイル



  若葉7クヌギ.jpg

 これはどうやらクヌギの若葉のようだ。クヌギ(椚)は日本列島に多く見られる樹木で「国木」が変化したとの説もある。ブナ科コナラ属の落葉高木で、樹高は15~20mにも育つ。直径2cmほどの大きなドングリが実る。



  若葉2カエデ.jpg

 カエデ(楓)の仲間。恐らくはイロハモミジだと思う。



  若葉6イタヤガエデ?.jpg

 カエデの仲間。恐らくはイタヤガエデだと思う。ムクロジ科カエデ属。



            若葉1.jpg


  若葉5不明.jpg



  若葉10不明.jpg

 3枚とも種類は不明。今頃の季節、森の道を歩くとこんな名前が分からない若葉を山のあちこちで見かける。艶々した若葉は生きている証で、見ているだけで気持ちが和らぐ。明日の最終回は登山編の続きで、いよいよ頂上に立つ。さてどんな風景が見られるか、どうぞお楽しみに~!!富士山ダブルハート
 <続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.04.23 07:32:12
コメント(14) | コメントを書く
[写真] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X