カテゴリ:写真
<M公園の桜 その1>
ここは私が良く散歩するM公園。足や膝の調子が良くなかった時は、この公園内をグルグル走っていました。土の道と芝生が、とても足に優しいからです。ここは丘の上で桜の名所。30種類以上の桜が次々と咲いて、お花見の期間が長いので有名な場所でもあります。 戦前はこの丘の下に陸軍の仙台幼年学校がありました。戦後は東北大学の第二教養部が置かれ、私の2番目の職場もその木造校舎を2年間仮校舎として使用していていました。もう木造校舎はありませんが、懐かしい青春の思い出です。 こんな風に、ソメイヨシノの時期は終わっても、まだお花見をする人の姿は絶えません。 種類の桜のハーモニー。奥の白い桜は「シロタエ」と言う種類です。 ソメイヨシノの老木と老人達。 新緑を背にした桜も素敵な風景ですね。 園内にはこのような若木も植えられています。 園内の一角にはこのような山吹の小径もありますよ。また自然豊かなこの公園にはカタクリの群生地もあり、かつての古墳(円墳)が2つ残っています。 ここからは桜を系統別に紹介します。最初の桜は大島桜系統の白い桜です。ただし私は詳しくないため、白の山桜が混じっているかも知れませんので、予めお断りしておきます。名札の付いてない樹が多いのです。 帰路に遠望した白い桜の巨木です。 2種類の桜が咲いています。オオシマザクラとヤマザクラでしょうか。 曇り空を背景に咲く桜には、冒し難い気品がありますね。 こちらは青空を背にした白い桜です。 花と同時に葉が出ているので、ヤマザクラ(山桜)の仲間でしょうか。 一重の花弁のヤマザクラです。素朴な味わいがありますね。 ヨウキヒ(揚貴妃)の若木で、もう散りかけでした。素朴な花びらで、天下の美女楊貴妃のイメージと合うのかどうか。 逆光気味のヨウキヒです。 中には既に散ってしまった花弁も写っていますが。 八重桜がそろそろ咲き始めていました。この種類がこれからの主体で、5月初旬まで咲いています。 これも八重桜の一枝ですが、もう満開状態ですね。 ここからはサトザクラ(里桜)です。薄いピンク色の八重桜です。 優しい色合いのサトザクラ。癒されますね。 これもサトザクラです。あの「ヨウキヒ」が原種とのことで、驚きますね。 これでサトザクラはお終いですよ~!! 名札は付いてませんでしたが、花がグリーン系なので「黄桜」の仲間であることは間違いないでしょう。花弁の縁がピンクで彩られている珍しい種類です。ぜひ名前が知りたいものですね。 便宜上ここでは「黄桜」としておきますね。 とても優雅な彩りです。黄桜の代表格であるウコン(鬱金)とギョイコウ(御衣黄)は、最終回の明日登場する予定です。どうぞお楽しみに~。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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