カテゴリ:写真
< 先ずは生活雑記から >
TVのニュースによれば、今年の仙台の7月の平均気温は30度を超えているのだとか。そして驚くべきことに、この気温は10年前より7.3度も高いのだとか。道理でねえ。私はもう体力の限界と感じることも多かったのだが、これで納得だ。そしてこの後もまだ猛暑は続く。私は今、PCを何度か移動している。その時の太陽の位置で、日が当たると猛烈に暑いからだ。何というジプシー生活なのだろう。 先日、散歩中に下校途中の小学生たちに会った。子供達はそれぞれ工作物のようなものを両手で抱えていた。「ははあ、あれだな」。そう思ったものの、あえて子供達に聞いてみた。「それ何なの?」。答えは間もなく夏休みになるから。やっぱりねえ。でもその子は、いつから夏休みに入るのかまでは答えることが出来なかった。なお、仙台市の小学校には扇風機はあってもクーラーは設置されていない。教室は暑いんだろうなあ、きっと。 聖路加国際病院名誉院長の日野原先生が呼吸器不全で亡くなられた。享年105歳の大往生だった。牧師の息子として生まれた先生は、京都帝国大学医学部を卒業後、一貫して聖路加病院に勤務し、患者のための医療に終始した。100歳を超えてからも医療に携わりながら、講演会や著述にも励まれ、『葉っぱのフレディ』のオペラまで作って舞台へ上がった。患者さんをこよなく愛した大先生の冥福を心から祈りたい。 < 動物園の売店で > 我が家の近所に動物園がある。正式名称は「仙台市八木山動物公園」だが、今年から非公式名が変更された。例の命名権というヤツを企業に売ったのだ。それで〇〇ズーとか、企業名が入った洒落た名前になったはずだが、良く覚えていない。ともあれ、それで年間800万円の収入があり、動物たちの餌代になることだけはしっかり認識した。 その動物園、いや動物公園、いや何とかズーへ5月に行ったのだが、未だにブログで紹介出来ていない。勿体ぶっていた訳ではないし、ネタに不自由しなかった訳でもない。つまりはサボり。こういう季節感の乏しいテーマは、出来るだけ引っ張ってやろうとする気持ちが無意識に働いていたのも確かだ。 あるいはそのうち一部をカット代わりにしても面白いとも考えた。これらのぬいぐるみは、最後に寄った売店で売っていた。もちろん買う積りがないため値段は確かめなかったが、きっと相当の金額なはず。動物園には夢がある。せめてこのぬいぐるみだけでも紹介しよう。そんな風に爺は考えたのさ。 元々動物園がある辺り一帯は、一人の大金持ちが持っていた山らしい。それが今は「八木山」の地名にもなってるんだ。その一部を仙台市に寄付し、仙台市は公園にした。戦前は野球場があったのだ。それで大リーグのチームが来日した時、この球場でも試合をやったらしい。その時ベーブルースが場外ホームランを打った記念碑が、この園内に今でも残ってるんだよ。これホント。 山は今、高級住宅街になっている。大学もあるし、遊園地もある。多分その遊園地も、元の持ち主の子孫が経営してるんじゃないかな。そして最近、この山に地下鉄の駅が出来たのだからビックリ。あの急な坂道を登るために、普通の電車じゃなくてリニアモーター方式の地下鉄なんだって。日本で初めてらしいよ。 かつて5月の大型連休の頃、この付近の道路は大混雑だった。広い道路の両側は臨時の駐車場になり、小学校の運動場までパーキングエリアになった。それでも次々と車が押し寄せた。何せ子供達は動物園や遊園地が大好きだからねえ。そして大人は、ここに連れてさえ来たら、親の務めを果たしたような気分になっていたんだろうなあ。 今じゃ連休でも道路はさほど混まなくなった。なるべく地下鉄に乗るように指導したんだろうね。それでも車で来る郡部の人のためには、地下鉄の駅の直ぐ上にある駐車場が用意されてるんだよ。屋上の「てっぺん広場」からも動物園の裏口に行けるしね。 そんな訳で、この辺はすっかり様変わりさ。静かな住宅地が、地下鉄の駅の新設と、道路の新設ですっかり便利になった。だからこの辺の土地は人気が高く、好条件で売れるらしい。まあ我が家はそこから少し離れてるけどな。でも、元気な限り俺は動物園や山の上の病院まで歩いて行くさ。まあ遊園地は行かないけどね。 ところでこの子の名前知ってる?パンダじゃなくって、多分アイアイだと思うんだ。主にアフリカのマダガスカル島に棲んでてね、槍のように尖がった岩の上を、ピョンピョン飛んで行くのさ。「アイアイ、アイアイ、お猿さんだよ。アイアイ、アイアイ、南の島の♬」って歌があったなあ。そのうち本物の動物たちも紹介するから楽しみにしていてね。じゃあバイバ~イ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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