テーマ:暮らしを楽しむ(387624)
カテゴリ:生活雑記
< 写真はやもめ料理を中心に >
朝から雨が降って高校野球の県大会が順延になった。全国各地で優勝校が決まって来たのに、まだなのはわが宮城県ともう1つぐらい。それも今日決まるだろうから、多分宮城が一番最後になるかも。梅雨明け宣言も出ていない東北。この先もまだまだ天気が悪い日が続く。それじゃあ今日は何をしようかと考えた挙句、料理を作ることにした。 昔からの教えに「男子厨房に入るべからず」とあるが、一人暮らしの爺が台所に立たなければ、一体誰が料理を作ると言うのだ。愚痴はともかく、おかずがなくなる早さに驚く。三食全部家で摂っているのだから当然だ。畑で獲れた貴重な野菜が台所にある。先ずはその使用方法を工夫しよう。そこで具沢山の料理を考えた訳なのだが、マックス爺の脳には限界があったかも知れない。 先日は近所に配り歩いていたキュウリ。それが急に獲れなくなった。その貴重な材料を何に生かすか。そうだ、やはり夏は酢の物だ。前回までは丹念に包丁で薄く切っていたのだが、それでは味に「むら」が生じる。そうだ。ここはスライサーを使ってみよう。箱型のスライサーは使い勝手が良い。軽く擦っただけで、中にスライスされたキュウリがドンドン溜まって行く。楽ちんだし、見た目もきれいに仕上がるね。 スライスしたキュウリは軽く塩もみ。水分を切った後、別に作って置いた砂糖と酢を混ぜた汁に漬けるだけ。彩りのため切ったトマトを添えてみた。やっぱ、夏はこれだろう。 次に挑戦したのがカレーとシチュー。畑で獲れた最後のズッキーニ小3本、ナス2本、キュウリ、玉ネギ、ジャガイモ、ニンジン、鶏肉、豚肉、ハムが主な材料。奮戦の結果完成したのが上の写真だ。 共通なのが圧力鍋でジャガイモとニンジンを煮たこと。この方が早く具材が柔らかくなり、その後の作業時間を大幅に省けるからだ。カレーにはその他にナス、とキュウリ1本、玉ネギ、豚肉、鶏肉を入れた。完成品がこれ。付け合わせにキュウリのQちゃん漬け(右の中ほどの焦げ茶色のもの)を添えた。これも私の自作。味が濃くて実に美味しい。 シチューへはジャガイモ、ニンジンの他に玉ネギ、ズッキーニ、鶏肉、ハムを入れた。カレーはメインでおかずになるが、こちらは前菜程度の扱いか。ご飯のおかずのメインとするのは、日本男児として少々物足らない気がするのだ。彩りにパセリを添えて見た。 今回作ったカレーとシチュー。どちらも似たような材料を使い、どちらも似たような食感だが味は違うし、きっと出番も異なるはずだ。それに結構味が濃いので、傷み難いのではないか。ともあれ三食とも自宅で済ます爺にとって、料理は不可欠の要素。とても「厨房に入るを禁ず」など守れたものではないのだ。 で、これが翌朝のメニュー。ふと思いついてソーメン汁にして見た。前日茹でたソーメンが残っていたからだ。具はモヤシとさつま揚げ。その右上がマグロの漬け焼きとカボチャコロッケ。トマトの切ったやつ。そして右下が例のシチュー。変な組み合わせだが、私はその時脳裏にひらめいたものを食べる主義。これでも夏バテ知らずなのがありがたい。畑の野菜たちにも感謝しないとね。 夜はお好み焼きにした。レースでもらった参加賞の中に、お好み焼きセットがあったのを思い出したのだ。先ず山芋粉を溶く。次にミックス粉を入れて丁寧に溶く。そこに刻んだキャベツ、天かす、青海苔を混ぜる。フライパンを熱して油を入れ、適温になったころにボウルの粉を投入して3分焼く。そこに豚バラ肉を載せてひっくり返し、蓋をして4分間焼く。 レシピにあった卵と青ネギは入れなかった。青海苔も粉と一緒に混ぜてしまった。それに広島のおたふくソースも当然ない。かけたのは普通のウスターソースとマヨネーズ。それでも十分に美味しかった。なおこの日の昼食はバナナ、トマトジュース、オレンジ、そして枝豆のお菓子、そしてビスケット。朝から通常とは全く違った食事。そしてこの日、米は1粒も食べなかった。さて太ったかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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