テーマ:祭り・伝統行事(1079)
カテゴリ:写真
< 中央通りを歩く(1) >
<中央通り入り口> いや~っ、参りました。昨日から紹介始めた「仙台七夕」ですが、台風5号の影響で第3日目(8月8日)のイベントの幾つかが中止に追い込まれたようです。8日は朝から雨で、時折強風が吹き荒れる仙台。進路によっては直撃もあり得ますからねえ。6日の初日から天気が悪く、写真の色合いも冴えません。そんな状態ですが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。 中央通りは仙台市の繁華街の一つで、JR仙台駅の目の前に入り口があります。長さは1km未満でしょうか。かつては駅に近い方から、名掛丁(なかけちょう)、新伝馬町(しんてんまちょう)、大町と江戸時代以来の古い町名を持っていたのです。それが今では中央〇丁目と一番町〇丁目と言う味気ない住居表示に変わってしまいました。だから「中央通り」は通りの通称なのです。 私はこの中央通りを東から西に向かって歩きながら、せっせと七夕飾りを撮っています。昔はアーケードもなく、大きな青竹に吹き流しなどの飾りを直接飾っていました。だから雨が降れば濡れてしまい、壊れてしまうことも多かったのです。雨が降れば、直ぐに飾りを取り外すのもしばしばでした。何しろ「仙台七夕」は昔から雨が付き物だったのです。 それが今では高い天井のしっかりアーケード街になりました。そして昔は紙製だった七夕飾りが、今では雨に強い素材や化学製品なども用いられるようになりました。濡れなくなったし、たとえ濡れても大丈夫な飾りが増えたのです。そういう意味では安心して観ていられますね。 さて8月に入ると東北は各県で夏祭りが始まります。青森県では「ねぶた祭り」。岩手県では「さんさ踊り」。秋田県では「竿灯まつり」。山形県では「花笠踊り」。そして福島県では「わらじ祭り」。もちろん「仙台七夕」もそのうちの一つ。この東北の夏祭りをツアーに組むツーリストが多く、とても人気が高いのですよ。 「仙台七夕」の人出予想は210万人。ざっと1日平均70万人の観光客が訪れる計算です。今年はわが東北楽天の試合が本拠地koboパークで組まれていたのですが、昨日、そして今日と雨で流れそうなのが残念。夏休み中の子供さんがきっと楽しみにしていたのでしょうが。 ここまでで300mほども歩いたでしょうか。ノロノロ歩きながら1本ずつ飾りの様子を観察しながら撮影します。アットランダムに載せましたが、捨てた写真も30枚はあるでしょう。昨年までは色彩別、飾りの一部分の特集などの工夫をしていましたが、今年は歩いた順番の紹介です。 この日は3日間の初日でしたが既にたくさんの観光客が来られ、熱心に七夕飾りを見物していましたよ。蒸し暑い日のアーケード街。歩けばさらに暑くなりますね。ところどころで観光客に無料の団扇(うちわ)を配っていました。またTV局の取材も何か所かでありました。 変化をつけるため、たまには縦のアングルで写真を撮ります。吹き流しの大きさは5m。1個の製作費が10年以上前で30万円とか聞きましたが、今ではもっと高額になったことでしょうね。それに色、デザイン、テーマ、素材にも時代の流れが反映されます。 こんな風に観光客の方は、飾りの下を歩きながら見物しています。駅に向かう人の流れと、繁華街方向に向かう人の流れが交錯して、むせ返るような暑さです。でもこれはまだ人通りの少ない方。何せまだ初日の正午過ぎですから。大勢の人が集まって来るのはこれからなのです。 吹き流しの一部を拡大しました。たくさんの千羽鶴が丁寧に飾られています。 こちらには人工ロボットが登場。これも時代の流れでしょうか。 中にはこんな花の折り紙も飾られていました。🌸 これは一味違った「投網」型の飾りです。豊漁を願う人々の祈りが込められています。 竹飾りと竹飾りの間は、とても狭い空間です。それだけ密集しているのですが、ここは比較的広かったので、撮ってみました。 これでもまだ中央通りの半分を紹介しただけです。どうです、飽きて来ましたか~?<続く> 😿 実はここまで書く間に、2回も消えてしまったのです。もうヘトヘトですよ~。(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|