カテゴリ:旅、温泉
<ある宿>
去る9月2日(土)に開催された「第1回みやぎ湯めぐりウルトラ遠足」で泊まった宿を紹介します。 宮城県仙台市近郊の作並温泉にあるI旅館です。開湯は室町時代と言う古さ。この老舗旅館の先祖が発見して個人的に楽しんでいたのを、江戸時代になって仙台藩の殿様が気に入って愛用した歴史があります。作並街道はその後国道48号線となり、JR仙山線が並行して走っています。宿泊を予約すれば作並駅まで宿のバスが迎えに来ます。 ロビーです。旅館は広瀬川の上流のすぐ傍にあり、静寂な環境と良質な温泉を楽しむことが出来ます。 作並温泉は作並系こけしの生産地でもあります。素朴で端正な顔立ちが特徴です。 照明その1 照明その2 川沿いにある天然岩風呂へ下りる階段の上に、古い柱時計が掛けられています。 岩風呂への階段が延々と続きます。途中に休憩所があるほどです。<ネットから借用> 岩風呂は撮影禁止のため、旅館のHPから借用しました。崖下が広瀬川の上流です。 岩風呂は全部で4つあり、これは一番奥の岩風呂です。昔は男女混浴でしたが、今では時間を区切って男女別々の入浴となっています。<ネットから借用> 岩風呂から見た広瀬川。この清流を利用して、ウイスキーの工場が付近に建てられています。 激しい流れです。冬は辺り一面に雪が積もり、さらなる旅情を誘います。 澱みは透明で、良く見ると大きなイワナが群れながら泳ぐ姿が見られます。 以下、館内に飾られていた美術品を掲載します。これは江戸時代の仙台の城下町で、「芭蕉の辻」と呼ばれる場所です。 この日のレースではコース途中の青根温泉(川崎町)と遠刈田温泉(蔵王町)でも入浴出来、ゴールの秋保温泉(仙台市)でも温泉に入れると言う、文字通り「湯めぐりウルトラ遠足」(距離100km)となったのでした。ともあれ進路が心配された台風15号が逸れて、助かりましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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