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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.09.22
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カテゴリ:健康
<緊急入院の夜と朝>

  

 病院がくれた案内に従って、入院に必要な物品を準備。タオル3枚。結果的には2枚あれば十分だった。バスタオル3枚。これは1枚で十分。上靴の持参も求められたが、結果的には普段履きのランニングシューズ1足で間に合った。必要物品はバッグに入り切らず、簡便なザックなども利用。郵便受けには新聞屋さん宛に、当分不在のため配達をせぬようメモを張った。

                  

 入院と手術の電話連絡は、市内にいる兄嫁だけに止めた。3人の子供はいずれも遠い地に在り、来ることは出来ない。前妻がいた時ですら、入院の準備は全て一人でやり、一人で手術を受け、一人で退院して来たのだ。夕食を終えると、お向かいのKさんが車を準備してくれていた。病院まで送ってくれると言う。ありがたい隣人だ。7時30分発車。7時50分病院到着。

  

 日中同様に救急外来の非常口から院内へ入り、4階の救急病棟へ案内される。看護師から入院後の説明があり病室へ。ところが泣きわめく子供の声が煩く、急遽別な病室へ移動することになった。手術前夜に眠れないと困るだろうとの配慮だ。持参した睡眠薬が使えないことも理由の一つだった。手術に影響するとの判断だろう。入院着に着替え、体温、血圧などを測定。

           

 その途中で警報が鳴った。脈が遅いのが原因だ。65歳まで100kmや200kmのレースに出ていた私の心臓は大量の血液を全身に送るため、一般人に比べて大きいのだ。看護師は機器を再調整した。その後翌日の手術に備えて、点滴を実施。この朝北朝鮮のミサイル発射で国内は大騒動だった。私自身は3つの病院の梯子で、実に慌ただしい一日だった。9時30分消灯。体調チェックのため看護師が何度か夜間に来室。

  

 9月16日土曜日。5時前に起床。洗顔、歯磨き、トイレを済ませる。朝食は抜き。もちろん手術があるためだ。8時30分兄嫁来院。昨夜のうちに看護師が連絡し、手術に立ち会うよう依頼した由。何せここは救急病棟。最悪の場合の対応なのだろう。8時45分。ベッドに横たわったまま手術室へ移動。いよいよ運命の時。だが心は意外と冷静だった。<続く>





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Last updated  2017.09.22 00:00:10
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