テーマ:暮らしを楽しむ(387569)
カテゴリ:生活雑記
<救急車来たる>
入院前に届いていた郵便物があったことに気づいた。東京のK村氏から筑波勤務時代の同窓会の日程確認。早速都合の良い日時と都合の悪い日時をチェックして返送。走友からのメールも届いていた。1つは「東北みやぎ復興マラソン」のエイド支援出発時間の変更の件。もう1つは11月の「伊達なマラニック」の出欠確認だった。前者には了解の、後者には参加希望を伝えた。マラニックと言っても軽度のハイキング。年老いた走友への配慮だ。だがそのお陰で「湯めぐり遠足」の運営が円滑に運ぶのだろう。 日曜日のお昼頃、救急車のけたたましい音が聞こえて来た。それもごく近くで。何だろうと思ったが出て行かなかった。この日は町内会の老人会の催しで老化を予防するストレッチ体操の催しがあった。後で知ったのだが、その際に役員の1人が倒れたのだと言う。82歳で実質的な副会長。奥様はとうの昔亡くなられ、妹さんとの2人暮らしとか。体調を崩していたにも関わらず、責任感から会場へ出向いたようだ。 高齢化が進むわが町内会では、役員のなり手がなくて困っている。毎年総会で紛糾する様子を、私は冷ややかに見ていた。答えは簡単なのだ。会則を改正して役員を強制的に各班に振り分けたら良いだけの話。ただし任期は会長以外は1年で交代。転勤族だった私はそう考えるのだが、40年以上も同じ町で暮らした地元の方は、きっとしがらみから逃れられないのだろう。もし来年も同様なら、そう提案して見ようか。 先日TVで聖路加国際病院の名誉院長だった日野原重明先生のインタビューを観た。約1か月間に亘る取材だった由。100歳を超えてもなお講演で世界中を飛び回り、自らミュージカルの舞台に立った元気者。死の恐怖を克服し生と死の意義を伝えるべき自らの使命を、覚束ない言葉で一語ずつ確認しながら語っていた。キリスト者としての生き方を貫いた105歳の姿だった。 大相撲秋場所が閉幕した。優勝は横綱の日馬富士。カド番大関豪栄道との差が3つと開いて一時は絶望視された優勝だが、終盤になってから豪栄道が自ら転落した。きっと強いプレッシャーがあったのだろう。個人的には幕尻の遠藤が10勝を挙げたことが嬉しい。後半の何日かは入院のため観られなかったが、3人の横綱を含めて7人の力士が休場した大荒れの場所が、最後は何とか治まったような気がする。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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