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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.10.15
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カテゴリ:俳句
<実と俳句>

 散歩中に見かけた秋の実に俳句を添えてみました。まあ写真だけよりはマシでしょう。ただし私の俳句は季語を無視した勝手な作品ばかりなので悪しからず。ウィンク


  

   ウメモドキ天より高き実の生りし  <ウメモドキ=梅擬>

      

        白き実の形おぼろに秋更けぬ  <白のコムラサキ=小紫>

         

           ムベの実の何聞かれても答へざる  <ムベ=郁子>

  

   紅シタン珊瑚の赤に負けずして  <ベニシタン=紅紫檀>

           

            仲秋を過ぎ朝顔の種乾く  <アサガオ>

  

    枝の先口論したる柘榴かな  <ザクロ>

  

   行く秋や辛夷の異形許せかし  <コブシ=辛夷>

  

   木瓜の実の花梨に優る彩かたち  <ボケ=木瓜> *カリン=花梨

  

    銀杏の拾はれぬまま黄昏れて  <ギンナン=銀杏>  *たそがれ

  

    錦木の枝に点りしランプかな  <ニシキギ=錦木>

  

    団栗の転げて哀し坂の道  <ドングリ=団栗>

        

            団栗を独楽に仕立てし幼き日  *こま

  

    野葡萄の彩まだ浅き秋の夢  <ノブドウ=野葡萄>  *いろ

        

              野葡萄の渓深くして届かざる  *たに

  

    染まりたる葉陰に紅き実のありぬ  *あかき

        

          柿の実の静まりてゐし夕餉かな  <カキ=柿>  *ゆうげ

  

    葉の落ちし農家の庭の柿一本





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Last updated  2017.10.15 00:00:22
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