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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.10.31
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カテゴリ:旅、温泉
<対馬から五島へ>

    

 さて、いよいよ対馬ともお別れで、マイクロバスは空港へ。往きはフェリーだったが、帰りは飛行機で長崎へ向かう。空港の名前は「対馬やまねこ空港」。何とユニークな名前なのだろう。「出雲縁結び空港」や「徳島阿波踊り空港」のように、今は観光客目当ての斬新なネーミングが増えている。ここも同様だ。

 乗ったのは小型のプロペラ機で、最後尾の通路の真ん前。何せ私は身軽な1人旅なので、添乗員が自在に席を割り当てるのだ。長崎空港まで35分間のフライト。ガタガタ揺れたが私は平気。名前は長崎空港だが、空港があるのは大村市。ホテルのマイクロバスが待っていて、市内の昼食会場へと向かった。大村は旧城下町。海上の空港は埋め立てではなく、大村湾に浮かぶ島を削って造った由。

   

 左はこの日の昼食で、相変わらずのご馳走だ。右はホテルの庭。ここには1時間も滞在せず、昼食と休憩だけだった。食事後は再び長崎空港へ。3つ目の五島列島の福江島へは飛行機で行く。時間を節約し、短期間で効率良く島巡りするためだ。

  
         <稲佐山から見た長崎市の夜景=ネットから借用>

 残念ながら長崎市には寄らない。長崎は新婚旅行で訪れた地。その後、四国転勤時に諫早市の白木峰高原を走り、ハウステンボスを見学した。長崎市にはブログ友であるローズコーンさんがお住まいだが、残念ながら自由が利かないツアーでお会いするのは無理。ただ今回長崎県を訪れたことで、一層親しみを感じたのは確か。

  

 長崎空港を14時35分に離陸したORC075便は、福江に15時05分に着陸する。プロペラ機でわずか30分のフライト。今回は窓側の席に座れ、空の上から五島列島を眺めることが出来た。ただし雲があり、どの島かは判然としない。やがて着陸態勢に入った機は、東シナ海の真上で車輪を出した。

    

 空港ではマイクロバスが待っていた。「福江つばき空港」と名付けられたのは、この島で発見された「玉之浦ツバキ」によるのだろう。白い縁取りがあるヤブツバキで、園芸種ではなく自然の交配で生まれた新種なのだとか。とても珍しいので人気が高い由。


          りんご岩

 待っていたガイドさんは何と男性だった。しかも年齢は70歳とのこと。壱岐でも対馬でもガイドさんは女性で、会社から叩き込まれた観光用の説明をしてくれた。それが五島では全く様子が違った。バスは島の北部へと向かう。最初の訪問地が堂崎天主堂。その手前の海岸に丸い岩が2つ並んでいた。りんご岩と男性ガイドが説明。その沖合に見える岩も、とても不思議な形をしていた。

  

 堂崎天主堂は岬の突端付近にあった。五島列島はキリスト教信仰の長い歴史を有し、幾つかの天主堂は世界文化遺産への登録申請中だ。江戸時代にキリシタン禁止令が発布されて以降は、隠れキリシタンの島としても有名。その「異教の地」に初めて足を踏み入れるのはワクワクする。最後尾が今回の添乗員さんで札幌の方だ。<続く>





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Last updated  2017.10.31 00:00:15
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