テーマ:美術館・博物館(1557)
カテゴリ:文化論
~仙台市博物館の特別展から~
第5回目の今日はティワナク文化の紹介です。上の説明板にあるように、有名なチチカカ湖付近に興った文化のようで、標高は3800mとありますから、富士山よりも高い高地での文化なんですねえ。そしてPCの関係で、写真データを移動してしまったみたい。何とか別のファイルから取り出してみますが、さてどうなるかな。上手く行ったらお慰み。 スチール写真にあった遺跡の映像です。見事な石の神殿ですね。 上のアーチの部分をズームアップして見ました。 さらに石像部分を拡大してみました。どこかイースター島のモアイ像と似ていますが、イースター島と遠く離れた南アメリカ大陸の文化とは、交流があるとの学説もあります。不思議な話ですね。 なんだかドラえもんにも似てるけどなあ。 遺跡の映像からお借りしました。(以下同様です) 人の首に似せた石像が石の壁にはめ込んであります。これは神様なのかもね。 かなりの高地にも関わらず、こんなに広い神殿が建っていたんですねえ。 被葬者の頭に被せられた王冠です。きっと身分の高い権力者だったのでしょう。 2人の顔が彫られた石壁です。 金製品はこんな感じで権力者の上半身を飾ったんですね。 これが王冠の拡大図です。 そしてこの2枚は胸の部分の装飾品です。いずれも見事な細工ですね。 この文明には海岸部などに4つほどの領地(飛び地)があり、連絡道路が通じていたようです。これらはそこからの出土品なのでしょう。 いずれも動物や鳥が象られた見事な土器ですね。精巧な造りに驚きます。 この地域の民族にとって、コカは麻薬ではなく生活に欠かせないし好品や薬でした。今でもその末裔たちはコカの葉を噛んでいます。コカの葉は精製品のコカインより効力は弱く、現地では高山病予防のため、お茶として飲むこともあるようです。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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