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マックス爺のエッセイ風日記

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2018.12.16
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カテゴリ:旅、温泉
<皇居散策>

     那須連山  

 12月3日(月)旅の4日目で最終日。この朝も目覚ましはならなかった。前日同様に最寄り駅まで自転車で行き、コンビニ弁当を東北新幹線内で食べた。「やまびこ」の自由席で新聞と「竜馬がゆく」を読む。栃木県に入ると那須連山が右手に見えて来る。以前に那須高原へ行ったのと、那須岳にロープウェイで登ったのを思い出す。

    筑波山

 埼玉県に入ると遥か東方に、特徴ある山容が見えた。関東平野には邪魔するものがないため、遠くの筑波山までも見える。あの山には子供達を前後に乗せて自転車で行ったこともあった。この山を見ながら10年間暮らした私には、とても懐かしい風景。右の女体山が左の男体山よりもわずかに高い。大らかな古代は、2つの峰の真ん中で年に一度歌垣があった由。男女の自由恋愛が特別に許された日だ。

  皇居の地図  

 東京駅から地下鉄を乗り継ぎ、竹橋へ行く。そこから近代美術館方面へと向かった。皇居の一般公開が今年も始まった。ところがその入り口が良くわからない。報道では乾門(いぬいもん)と聞き、蒲郡で筑波時代の同僚からは坂下門と聞いた。迷いながら乾門へ行くと、そこは出口とのこと。慌てて入り口の坂下門へと戻る。それが分かっていたら、東京駅から真っ直ぐ行けば早かったのだが。

    コース図

 これが公開されたコースなのだが、地図をもらったのは出口の外側。何と言う不親切さなのだろう。もし東京駅付近で配られていたら、どれだけ助かったか。まあ旅に手違いはつきもの。まだ元気で歩けるのだ。感謝感謝。

   皇居の濠  

 皇居を周回するランニングコースは1周5km。元気だった頃は2周した。結構アップダウンがある良いコースだが、田舎者には空気が悪いのが気になった。極力衝突事故を防ぐため、反時計回りが一応のルール。付近にはシャワー付きの着替え施設が何か所かある由。

    公開の表示

 「一般公開」の表示があったのは検問の内側。おかしいねえ。これが最初にあるべきなんだけどなあ。しかも分かりやすい場所に。

  チェックポイント  

 チェックポイントでは、皇宮警察の警察官がずらりと並んで荷物の検査を実施。バッグを開くだけでなく、飲み物を入場者自身に飲ませるのだ。お茶と牛乳のボトルを出すと、「ここで全部飲め」と厳命。「それは無理だよ」と言うと、「一口で良いから」と変更。両方を一口ずつ飲んで、ようやく入場が許された。やれやれ疲れるねえ、全く。しょんぼり

   

 「宮殿」とは恐らく、皇室や国の公式行事が行われる場所。見えている部分は「北車寄せ」と言う玄関のようだ。

     

 厳めしいこの建物は宮内庁。宮中に関わる事務の取りまとめをするお役所だが、皇室関係の史料や陵墓の管理を司る「書陵部」は別の場所にある。きっとたくさんの史料(資料)を保存する書庫があるはず。旧幕府史料である「紅葉山文庫」はその後国立国会図書館に移管され、現在は公開されている由。

    フユザクラ(冬桜) 

 苑内は紅葉の真っ盛りだった。前日は香取、鹿島両神宮でも見事な紅葉を見たばかりだが、やはり重要な施設では植栽も手入れが行き届いている。1本だけ冬桜が花を咲かせていた。皇居で見る紅葉と冬桜は、きっと良い思い出になることだろう。

    乾門  

 これが出口の乾門(いぬいもん)で、重厚な感じの立派な門だった。

    芝生広場

 この後「東御苑」で江戸城の旧本丸と天守閣跡を見学し、大手門付近の芝生広場で遅い昼食を摂った。皇居の外側が大手町だが、うかつにもその名前の由来にまでは思いが至らない私だった。昼食後は御幸通りを経由し、東京駅まで歩いた。<続く>





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Last updated  2018.12.16 00:00:22
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