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マックス爺のエッセイ風日記

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2018.12.26
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~最近世界で起きたこと~

  

 日産カルロス・ゴーン前会長らの逮捕には驚いた。容疑は「金融商品取引法」違反。本来記載すべき事項を記載しなかったとか。拘留期限が切れたため再逮捕したが、さらなる拘留は裁判所が認めず、保釈目前が濃厚だった。外国による日本の司法制度非難も影響したのか。そこで東京地検は強硬策に出、「特別背任」容疑で再逮捕した。一方のケリー氏は保釈請求予定とか。

          

 容疑は個人的な債務の日産への付け替えで、国内外に6か所の自宅が日産の経費で保有中。ブラジルの自宅からは現金や文書が持ち去られたが、東京の自宅は家宅捜査の対象となった。価格700万円のヨットも会社の経費で落とした由。彼はルノー、日産、三菱自動車の会長で、フランス政府はルノーの経営権を有し、ルノーは日産の大株主。ルノーの収益の半分は日産が稼ぐと言う「三すくみ」の関係だ。

  

 韓国の「元徴用工」が戦争時の補償を韓国政府が行うよう裁判所に訴えた。千人規模での訴訟と言う。先に韓国の裁判所は「元徴用工」の訴えを入れ、新日鉄住金に対する補償を裁定した。既にそれらの補償は韓国政府が責任を持つと、日韓で合意しているにも関わらずだ。今回は日本の主張に沿う形の訴訟。過去の3件の事例では、いずれも韓国政府が支払ったそうだ。果たして文政権は今回どう対処するのか。

               

 中国の通信機器大手「華為(ハーウェイ)技術」の孟副会長がカナダ政府に身柄を拘束された。アメリカ政府の要請によるもので、イランへの制裁違反が嫌疑の由。中国政府は早速抗議し、中国内のカナダ人3名を拘束した。これは米中の関税・貿易戦争が形を変えたもので、その背景には近年中国が制定した「国家情報法」が深く関与していると考えられるそうだ。

  

 この法は、民間企業も軍に協力する義務があると規定されている。つまりIT機器などを通じて情報収集を求めるもので、簡単に言えばスパイ活動の強制だ。中国製の安価なIT機器は大量に輸出され、中にはスパイ機能が仕込まれた部品がある由。中国はネットを通じ、簡単に最新技術や軍事機密を盗むとアメリカが警告。そして今回、同社を含む中国のIT企業2社を取引停止にした。

          

 恐ろしいのは世界の通信ケーブルの約2割を、同社が占有していること。同社の排除が困難な理由はそこにある。また中国は外国の大学に設置した「孔子学院」や文化団体を通じて、中国の方針を流布。つまりマインドコントロールにより心まで盗むのだ。「一帯一路」の経済援助では後進国をがんじがらめにし、やがて港湾施設や道路までをも自国の支配下に置く。まあ大変な謀略だ。

  

 中国は宇宙ステーションを攻撃する実験まで行っている。「宇宙ゴミ」の相当のパーセンテージを、中国製ロケットの残骸が占める由。最近トランプ氏が「宇宙軍」の創設を宣言したのも、危機感の表れのはず。ハーウエイ技術は今期、博士課程修了者8千人と修士課程修了者千人を世界各国で採用した。企図は一体何なのだろう。中華思想恐るべし。昔から交易して来た沖縄を騙すのなど、中国はお手の物だ。






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Last updated  2018.12.26 00:00:28
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