2944531 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018.12.28
XML
カテゴリ:俳句
~最近の習作より~

     

      戌年のなほ咳はおさまらず   *いぬどし  *しわぶき
      長らへて月冴へ冴へと黄泉の声   *よみ=あの世
      野ざらしと見紛ふ今朝の雪の色   野ざらし=白骨
      野ざらしの夢捨てかねて除夜の鐘
      オリオン座句に呻吟し去年今年   *こぞ

        

          冬ざれやいまだ闘志は失はず
          冬ざれや闘志ひとつを友として
          冬ざれややもめ温めし夢のあり
          冬ざれや大長考の一手かな
          鳥の影過りし庭や冬紅葉    *よぎり

    

      庭石の静もりし日や藪柑子    *やぶこうじ
      鳥の声居間で聞きゐる冬至かな
      冬至かな書斎にとどく鳥の声
      冬ざれや庭を過りし鳥の影

       

          雪虫や息子に嫁の来ざるまま
          雪虫や平成の御代終へむとす
          雪虫や土寄せ終へて啜るお茶   *すする
          雪虫や土寄せ終へしお茶の味
          北国の雪にまみれし一日かな   *ひとひ

  
 今年から区の俳句教室に通ってヘボ俳句をひねっているど素人です。「歳時記」で時々季語を眺めたり、ブログ友さんの作品を参考にさせてもらっています。諸先輩、どうもありがとうございます。手書きハート





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.12.28 07:02:49
コメント(8) | コメントを書く
[俳句] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X