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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.01.08
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カテゴリ:生活雑記
<亥年の元旦>

  

 平成31年の元旦は思ったよりも天気が良かった。前夜の夜更かしと、かなり飲んだ酒とで体調は今一。それを押して新春の朝の準備。布団を上げ、シャッターを上げ、郵便受けからはみ出しかかっている新聞を取り、お膳の準備。冷蔵庫から御節などを出してテーブルに並べた。


   一の重  

 「一の重」は、タラの旨煮、田作り、てまり餅、唐芋ゴマ甘露煮、鮭西京焼、若桃の甘露煮、小エビの魚卵和え、有頭海老煮、数の子、伊達巻、笹団子、鶏股肉照り焼き。

    二の重

 「二の重」は、栗きんとん、胡麻和え叩き牛蒡、丹波黒豆、紅白膾(なます)、ひよこ豆、カツオクルミ、網糸こんにゃく焚、レンコン焚、フキ焚、シイタケ焚、金時ニンジン焚、黒糖ロースポーク、紅白かまぼこ、ニシン昆布巻、タコ旨煮、タケノコ焚、豚角煮、クワイ焚、小芋焚。

      

 前年に頼んだのはすべてが冷凍食品で濃い味付け。三段重ねで食べ切るまでかなりの日数を要した。私は十分美味しかったのだが、次男は「あまり美味しくない」と酷評。そこで今回はボリュームよりも内容を重視した。味は去年よりも薄味。とても上品な味付けで豊富な野菜もの。手作り感たっぷりで、家庭料理に飢えた私には、久しぶりの嬉しい贈り物だった。

          

 起きて来た息子が刺身を切った。元調理人の彼は、自分の刺身包丁を持参していた。マグロ、カツオ、タイ、クジラを適当に盛り合わせ。それに私が作った松前漬けやホヤの酢の物、海老の塩焼きなども載せると、テーブルはひときわ賑やかになった。

  

 元旦も心のままに息子と飲んだ。一年の始まりの元旦は、とても穏やかな佳き日。私は最初の一杯だけ日本酒で、後は息子がくれた麦焼酎をストレートで。いつも飲む安物とは違って、麦のエッセンスが馥郁と香る高級品。食べ物や飲み物が美味しいと感じるのは、まだ元気な証だろうか。

      

 最後にあんこ餅とお雑煮。あんこは買った「粒あん」を溶いたもの。そしてお雑煮は、初めて作った大根とニンジンを刻んで茹でたのがベースで仙台流。昆布で取った出汁の澄まし汁に鶏肉、刻んだセリとかまぼこが入り。息子は餅なしのお雑煮だけを食べ、自室に戻った。私は大量の食器の片づけ方。酔い醒ましには持って来いの作業だ。年賀状の第一弾が届いた気配。<続く>





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Last updated  2019.01.08 11:20:24
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