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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.02.28
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カテゴリ:旅、温泉
~秋田名物ダイジェスト版~

  

 秋田名物の筆頭に、秋田美人を挙げておきましょう。国内で最も日照時間が短いのが秋田県(反対に日本一長いのが山梨県)だそうです。そのため女性は肌が白く、きめ細やかです。美人の代表である小野小町も秋田生まれと伝えられ、銘柄米「あきたこまち」の名もそこから来ています。。また「秋田新幹線」の名前も「こまち」ですものね。ドレスダブルハート

             

 2番手は「大ぶき」。生物学上の名はアキタフキで別名オオブキ。名前のように茎の長さは1mから2mにもなります。北海道のラワンブキも同種とのこと。もっぱら県外へ出荷される由。上の暖簾の文字は「秋田甚句」の一節。その後に「手頃なふきの葉ひらっと被ってさっさと出で行がえ」と続きます。つまり秋田では傘代わりにフキの葉を代用する。それくらい大きいんだよと言う自慢です。ちょきウィンク

   

 秋田の習俗の筆頭は何といってもなまはげでしょうか。正しくは「なまめ剥ぎ」と呼ぶようです。山から鬼の面を被った神の使いが里に下りて来て、怠け者を脅かして戒めるもの。男鹿半島が発祥の地ですが、秋田県内200か所近くの集落で行われる新年行事です。この度「なまはげ」は8県10行事の一つに加わり、「来訪神 仮面仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産へ登録されました。

  

  したがってお土産品にもこんな鬼の土鈴が作られていますよ。おお怖~っ。

    

 秋田県の代表的な工芸品として、「曲げわっぱ」(左)があります。これは秋田杉の板を蒸気で曲げて細工したもので、上は弁当箱です。温かいご飯の湿気を適度に吸い取り、杉の良い香りが移ります。主な産地は大館市。右は樺(かば)細工。樺は桜の皮のことで、これを加工してお盆などの生活用品を作ります。上は茶筒。細工に必要な大きな山桜の樹が、年々減っているのが悩みの種と聞きました。

  

 秋田の食べ物も様々ですが、先ずは高級品の「稲川うどん」。普通のうどんよりも細く、しかも腰が強いのが特徴です。左はその製造過程。こんな太い麺を、徐々に細くして行きます。今回の旅でも3度は食べたでしょうか。

   

 美味しい秋田米を最大限に生かしたのが「きりたんぽ」(左)炊いたご飯を棒に張り付け、タンポン状態にします。これに味噌を塗って焼き、味噌たんぽにしても良し、他の具材と共に煮た「きりたんぽ鍋」も体が温まりますね。右は比内地鶏(ひないじどり)を使った大館名物の「地鶏弁当」。ご飯がぎっしり詰まって満腹感が得られますよ。

   

 ちょっと変わったところで、左の「いぶりがっこ」などはいかがでしょう。「がっこ」は「お香々」。秋田弁で漬物のことです。これは沢庵の燻製なんですよ。独特の噛み応えと香ばしさが味わえます。右の「もろこし」は小豆を粉にして作ったお菓子。噛むとかなり固いのですが、そのうち小豆の香りと仄かな甘さが口の中に広がります。秋田の代表的なお菓子と言えるでしょう。

  

 さて最後に登場するのが秋田犬。「あきたいぬ」と読みます。ロシアのザギトワさんに贈られたのもこのワンちゃん。かつては強い闘犬を作るために、色んな犬種を掛け合わせたそうです。ところがこの犬、体は大きいのに性格が温和過ぎたのです。あの忠犬ハチ公も秋田犬。帰らぬご主人様を渋谷駅前で5年間も待ち続けたと言う話には泣けますよね。ハリウッドの映画にもなりました。

            

 大館市、仙北市西木町、横手市。今回の旅では合計3か所で秋田犬に触れることが出来ました。初めての経験でしたが、どの犬も大人しく頭を撫でさせてくれましたよ。ありがとうね秋田犬くん。なになに?「また来てほしいニャン」ですって?ちょっと違うんだけどなあ。ああ本当は「また来てほしいワン」と言ったのね。最近爺は耳が遠くなってねえ。わはは。<続く>





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Last updated  2019.02.28 00:00:28
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