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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.03.15
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カテゴリ:旅、温泉
~なまはげ行事と仮面の世界~

  

 なまはげの名前は皆さん聞いたことがあるでしょう。お正月のある日、鬼の面を被ったなまはげが山から里へ下りて来て、1軒ずつ家を訪ねます。そして怖がる子供に「泣く子はいねが」、「怠けている子はいねが」と恐ろしい声で聞くのです。そこで子供は必死に答えます。「泣く子はいません」。「怠ける子はいません」と。



  

 それだけではありません。家の主にも色々尋ねます。「神様を大切にして、家を守っているか」。「嫁は浮気をしてないか」などと真剣な声で。それに対して主も必死に抗弁します。どちらも秋田弁ですから、よそ者にはとても理解し難いのですが、雰囲気は十分伝わりますね。

  

 家主は鬼を上手に宥(なだ)め、そしてお酒を勧めます。なまはげも大好きな物を目の前に差し出されると、つい手を伸ばしてしまいます。そして美味しいお酒の入った杯を、口に運ぶのです。

  

 その珍しい光景を目にした観光客らは、急いでカメラを向けて撮影しようとします。

   

 「男鹿市立なまはげ館」に展示してあったなまはげの絵です。以下のほとんども同様です。

  

   生々しいなまはげの様子です。

  

     以下は秋田県内各地のなまはげの実物展示です。

  
  
  

   秋田県内の200近くの集落では、それぞれ独自の面を付けたなまはげが活躍するそうですよ。

  

   これは「なまはげ太鼓」が上演された会館で撮影。

 

  ここからは再び「男鹿市立なまはげ館」にて。なまはげは人々に勤勉を勧め、幸福をもたらす再訪神。怖いだけではなく、実に有難い存在なのです。

  

  だからこそ人々に愛され、今もなお多くの集落に伝統行事として根付いているのでしょうね。

         
         
      

        同館所蔵の世界各地の仮面。仮面の世界とも言えましょうか。

  

   この藁(わら)で出来た仮面は、確か日本国内のものだったはずです。

     

      「ひょっとこ」に似たお面は、沖縄のものかもよ。ウィンク

    

    こうして見ると、仮面の世界もなかなか圧巻でしたね。<不定期に続く>





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Last updated  2019.03.15 07:12:39
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