カテゴリ:旅、温泉
~暗がりの中の柴灯祭(せどまつり)1~
旅行初日のまだ明るいころ、行く手の男鹿半島に雪を被った山々が見えたのです。そこには本山、真山(しんざん)と呼ばれる聖なる山があるとか。その麓にある真山神社であるのが「柴灯(せど)祭」。初日のメイン行事はそれを見ることでした。でも初めに「恩荷太鼓」の演奏を見、早めの夕食を済ませたのでしたがね。 私たちが真山神社へたどり着いた時には、既に日が暮れていました。 ここは山の中でしかも深い雪が積もっています。歩いているうちはまだ良いのですが。 山道にはぼんぼりが吊るされ、足元を照らしてくれます。それが心細さを救ってくれます。 神社が近づくと添乗員さんが1人ずつこんなものを手渡してくれました。木で出来た小さな包丁。そうなんですよ。なまはげが手にして脅すあれを真似たもの。実はこれが「入場券」でした。 仁王門の両脇では、古ぼけた仁王様が私たちを出迎えてくれました。 薄明りの中、石段を登ります。幸い除雪してありましたが、凍ったら怖いですよ。 しばらく登って行くと、境内の一角に社殿が見えました。やれやれ。ここが会場かな。 長旅で疲れているし、寒いし、暗いし、寂しいし。そんな時のご神灯はホッとしますね。 受付では巫女さんたちが忙しそうに働いていましたよ。祭の夜は目が回るくらいかもね。 本殿の内部にもカメラを向けました。私の悪い癖です。 これは扁額風のポスターかな。柴灯祭の主役は何と言ってもなまはげですものね。<不定期に続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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