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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.03.22
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カテゴリ:人生論
~人物評価と是非~

  

 先日ある映画評を書いたら、走友のkazuさんが監督ゴリの評判を書いてくれた。私なりに考えて返事を書いた積りだが、少し気になった。果たしてゴリは沖縄の基地問題に関して一体どんな態度を取ったのだろうと。ネットで調べたら予測通りで、問題があるようには思えない。故郷を離れると、冷静に沖縄を見られる。彼はごく常識的な話をしたのだと思う。逆に日本のマスコミが過剰なのだ。

          

 我那覇真子さんと言う女性がいる。名護市の沖縄そば屋の娘で30歳前後。最近YOUTUBEで彼女の主張を何度か聞いたが、実に明快で分かりやすい。高校時代アメリカに留学して英語の弁論に出た由。目下沖縄の地方紙の偏った報道に抗議しているが、明快な論理が心地良い。周囲に遠慮し他と異なる意見を言わないのが沖縄だが、彼女は拘らない。さすがは早大弁論部出身だけあると感じ入った。

  

 元外務官僚の佐藤優氏。彼の正体が今一不明。鈴木宗男元議員の事件に連座して失職。専攻はキリスト教神学で確か修士課程修了のはず。旧ソ連政治家に信用され、得た情報を政策に生かした人。だが、彼が説く神学、哲学、科学論は表面上だけで、何の論理性、必然性もないとの指摘。彼の本質は「自分の著書が売れれば良い」だけと喝破する向きもある。なるほどと思った。面妖な外見そのままかとも。

        

 前にも書いたが、池上彰氏に対する批判が厳しい。他の専門家に聞いて知ったことを、自分の意見としてTVで公表するのが彼のスタイル。いわば書籍や論文に引用文献を示さないようなものだ。ずいぶん抗議した人がいるようだが、依然としてそのスタイルは変わっていない。到底知識人の取る態度とは思えないが、事情を知らない人は、「物知り博士」に畏敬の眼差しを向ける。

  

 民主党政権時代の鳩山首相。あの「最低でも県外」発言は酷かった。何の裏付けもなく放った言葉がその後どれだけ混乱をもたらしたか。現在もあたかも国の代表のような態度で、近隣諸国で国益を損ねる謝罪外交を繰り返している。実に迷惑な男だ。

 菅元総理も酷かった。メルトダウン寸前の福島原発をヘリコプターで訪れ、現場を大混乱に陥れた。あの時総理に構わず放水を続けていたら、あれだけの災害にはならなかった。旧民主党の総理が期せずして2人共国立大学の工学部卒業と言う事実に驚く。彼らにとって知識や科学とは一体何だったのだろう。

            

 小池東京都知事の劇場型政治には私たちも一時躍らされた。あの「豊洲移転問題」は一体何だったのだろう。「希望の党」にも失望した。今、イギリスのメイ首相がEUからの離脱に苦慮している。自身は離脱反対だったのに、国民投票の「後始末」に大わらわ。ニュージーランドのジャシンダ首相も、この度のテロ事件を受けて銃規制問題解決に乗り出した。どちらも多民族国家の弱みかなあ。女性首相頑張れ。

  

 さて毀誉褒貶の激しさと言えば、「リケジョの星」小保方晴子さんが筆頭か。科学誌natureに載せたSTAP細胞関係の論文を取り下げ、理研を辞職した彼女は母校から博士論文まではく奪された。その後、ハーバード大学(米)とハイデルベルク大学(独)でSTAP現象は再現されたが、彼女が行った方法ではなかった由。5年前のあの「割烹着騒動」は一体何だったのだろう。

                

 彼女はあの後2冊の本を上梓した。そのうちの1冊「あの日」には、自分の実験失敗を反省する言葉はないそうだ。「STAP細胞はあります」。彼女の言葉が蘇る。今後発見される可能性はある。だが、彼女が科学者として相応しい資質を備えていたかは疑問。科学誌「Science」は最初から彼女の論文を受け付けなかった。普通の爺の私は直感でこの文を書いている。まさに「盲蛇に怖じず」だ。





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Last updated  2019.03.22 09:54:46
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