カテゴリ:園芸・家庭菜園
~ソメイヨシノはまだ蕾だけど~
それまで寒の戻りで寒かった仙台が、急に20度を超す日がありました。昨日のことです。そのため近所の公園に出かけてみました。ソメイヨシノは今どれくらいまで開き始めたのだろうと思ったのです。ところが公園の老木はどれもまだ枯れ木状態でした。 でもね。近寄って枝を良くみると、蕾が膨らみかけています。そして開花の前には、花の柄が伸びるそうです。何だか少し伸びてるような気が。きっと開花宣言が間もなく出ることでしょうね。 これは十月桜。文字通り秋の終わりころに花を咲かせますが、春も咲くのです。あまり目立たない花ですが、年に何度か私たちの目を楽しませてくれます。 花が小さいし、色が薄いため派手さはありませんが、命のはかなさを感じさせてくれる桜です。 遠くからピンク色の桜が見えました。あれは確かセンダイシダレ(仙台枝垂れ)と言う種類。満開になるととても鮮やかなピンク色になります。それが5,6本固まっているので圧巻ですよ。 別の方向にピンク色の塊が見えます。おっ、あれは満開だな。あそこへ行ってみよう。 幹に「エドヒガン(江戸彼岸)」の標識がありました。これとオオシマザクラ(大島桜)」と掛け合わせて、江戸時代に作った品種がソメイヨシノなんです。でも種が出来ないため全部接ぎ木での栽培。そのためにソメイヨシノは国内外のどれもが同じDNAを持つことで有名ですね。 周囲にも同じような桜が咲いています。と言うことは、どれも同じエドヒガンなのでしょう。 以下に掲載した写真は全部エドヒガンだと思われます。 良く見るとソメイヨシノにも似てますねえ。だって親だもんね。 やはり桜は青空をバックにすると映えますね。 このM公園は広い上に桜の種類が多いので、1か月くらいは桜を楽しめるんですよ。 エドヒガンは古い品種で、1300年ほど生き続けているのもあると聞きます。 きっとそれだけ長く日本人に愛されて来たのでしょうね。 まずは今年初めてのお花見が出来て幸いでした。<このシリーズは1日おきです> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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