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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.04.30
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カテゴリ:園芸・家庭菜園
~春の妖精たち~

  
    <アブラチャン> 油瀝青 クスノキ科クロモジ属の落葉低木 雌雄異株

 丘の斜面に珍しい花をつけた木があった。春先にこんな花をつける木と言えば、マンサク(金縷梅)やサンシュユ(山茱萸)が有名だが、この珍しい木の名前も聞いたことがあった。和名の「油瀝青」だが、瀝青(れきせい)とはアスファルトやコールタールのことを指す特殊な言葉で俗語が「チャン」と言うらしい。。木に油分が多く含むことからそのまま名前に「油」を付けた由。

     

     なおネットから花の拡大部分と実を検索したので、ご参考まで。

  
    <フキノトウ> 蕗のとう フキはキク科フキ属の多年草で雌雄異株

 花も雌雄で形が違うようだが、その区分を私は知らない。若い蕾はフキ味噌やてんぷらなどにして食用にする。アイヌ名は「バッケ」。冬眠中のクマは目覚めると先ず大量のフキノトウを食べる由。冬眠中は便をせず体内で留めている。フキノトウはクマにとって、排便を促す重要な食材だ。

 
   <カタクリ> 片栗 ユリ科カタクリ属の多年草 古名は堅香子(かたかご)

  

  今年カタクリの花を見たのはこれが2度目だが、実はこの後3度目の対面をすることになる。

  

 春に先駆けて咲き、その姿が可憐なことから「春の妖精」とも呼ばれる。昔は地中の球根を片栗粉の材料としたが、今は他の安い澱粉を用いるようになった。

  

 発芽から開花までに7~8年を要する。アリが種を自分の巣に運び、その種から発芽することがあるらしい。そんな風にして次第に群落が広がって行くようだ。

  
     <アズマイチゲ> 東一華 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草

  

   北海道、本州、四国、九州の山地、山林の日当たりの良い場所に多く分布する。

  
 
   可憐な姿から、この花も「春の妖精」と呼ばれている。

  

 その姿を見ようと先日訪れたが、既に花は咲き終えて姿を消していた。極めて花期が短いのだろう。

  
    <キクザキイチゲ> 菊咲一華 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草

 同科同属のアズマイチゲとほとんど変わらない。異なるのはこちらは葉が菊の葉のように深く切れ込んでいることだ。

  

   花の色は普通白だが、中には薄い青色のものもあって実に可愛い。<続く>





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Last updated  2019.04.30 00:00:19
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