カテゴリ:芸術論
~山野草だけでない美~
4月初旬に訪れた野草園ですが、管理棟の一角にはさまざまな造形が展示されていました。恐らく入園者を歓迎するために、職員の方々が工夫して創作されたのでしょうね。そして中には、造形の講座で利用者の方々が作った作品も混じっているのかも知れません。今日はそれらの作品を紹介しましょう。最初は藁性のイノシシ。今年の干支ですものね。 木の実や木の枝、竹などで作ったたくさんの動物たちが、眩しい窓辺に並んでいました。 可愛らしいクマさんや兎さんが、丸太や竹の上に乗っかっています。 西洋風の木のお家。あれまあ窓から覗いているのは雪だるまさんかな? モミジのシルエットが素敵ですねえ。まるでメルヘンの世界。 素朴ですが、とっても芸術的。センスがありますね。 縄(なわ)や蔓(つる)などで作ったこれは何かな? ふ~む。大きなお目目のこれは、フクロウさんかな? 麦わらででも作ったのかな。とっても小さなポシェットみたい。 アケビの蔓で作った花瓶には、枯れたヘクソカズラが1本。 蔓のブランコは楽しいな。風があるとよけい揺れるもんね。 何だか分からない美しいものがクリップで止められて。 これは前にも一度出て来たけど、キツネのお面もあるよね。 ここからは園内にあった彫像をいくつか紹介しますね。 左:「爺と子」 孫を抱っこしたお爺さん 右:「仏焔童女」 ミズバショウを光背にした童女の仏さま 左:「旅人二人」 「奥の細道」で東北を訪れた芭蕉と弟子の曾良(そら)の像 右:「はななす姫」 古代東北に生きた蝦夷(えみし)の娘のイメージ像 園内にはこのような彫像が20体くらい置かれています。広いのと彫像が小さいのとで見つけにくいのですが。これで野草園関係の写真はすべて公開済みです。どうもありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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