カテゴリ:旅、温泉
<ハイキングとバーベキュー>
ハイキングのスタート地点はここ。実はバスの車窓から予め撮ったもの。私たちを歓迎するかのように咲いている菜の花畑の奥に、なだらかな丘と林が見える。全て明治時代に開墾した跡地なのだ。 左はガイドさんで農場の職員。前方左手奥に、雪を戴いた岩手山が見える。右は小岩井農場方面に向かう県道。ちょうど新緑が始まり出してとてもきれい。私は小走りに前方へ行き、ガイドさんにぴったり寄り添った。その方が面白い話が聞けることを知っていたためだ。登山の際などはこのため、何度か班を組み直すほど。不公平にならないための措置だ。 県道から別れ、木戸を開けて農場の敷地内へ入る。一部坂道もあったが、ほとんどは平坦。やがて牧草地の向こうに列車が見えた。あれはかつてホテルとして使っていた列車。旧国鉄からの払い下げ品で、今は休憩場所として利用している由。 これは観光客を乗せるための車。トラクターでけん引するのがいかにも農場らしくてユニークだ。 やがて前方に見事な杉の美林が見えだした。日陰が涼しくて心地良い。元々ここは岩手山の火山灰が降り積もり、湿地が続く不毛の土地だった由。それを明治時代に開墾して農場と牧場に変えた。それまで40年以上かかったそうだ。杉は枝打ちされ、林の中にも日が注いでいた。だが一番外側の道路に面した樹だけは枝打ちをしていないため、こんなにも見事な風景が見られるのだ。100年後の風景を想像しながらの計画と言う壮大な話に驚いた。 職員に抱っこされた犬は牧羊犬(「ぼくようけん)で犬種はボーダーコリー。人間の臭いが移らないよう、観光客は触れない約束とのこと。この後、まだまだ歩き続けて農場内の色々な施設や、水辺のミズバショウ、残雪の岩手山などをたっぷりと堪能した私たちだった。 牛と並んで記念写真を撮るツアー客。後ろの羊は本物ですが、残念ながらこの牛は「偽物」です。ゴメンなさいね。モー。 これが午後1時半ごろに戴いたこの日の昼食。左は焼きホタテ。右は和牛のステーキとジンギスカン料理。野菜スープとご飯。パンフレットの「イメージ」とは全然違いますが、私にはこれで十分。従ってリュックの中の弁当箱は出番がありませんでした。 小岩井農場の特産品を紹介します。上左:チーズケーキ 上右:バターケーキ 下左:乳製品各種 下右:土産品各種 濃厚な牛乳やソフトクリームがお勧めとか。私はすべて「忍の一字」でした。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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