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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.07.13
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テーマ:世界への旅(365)
カテゴリ:旅、温泉
~出国と入国~

  

 6月30日(日)仙台空港から台湾へ向かう。ツーリストの係員に、格安航空機への搭乗手続きを聞き、キャリーバッグを預けた。手荷物は小さめのリュック。荷物チェックのコーナーに背の高い若者が20名ほど。どうやらバスケットボールの遠征らしい。先日NBA入りを果たした八村選手の後輩の明成高校(仙台)の学生たちだった。出国手続きは割と簡単で、気が抜けたほど。

        

 心配の種は自分の体調。出発日の4日前に絶不調に陥り、これはキャンセルかと諦めた次第。その後奇跡的に持ち直した。2つ目の心配は本当に飛行機が飛ぶのかどうか。格安航空機が天候等の理由で機体の都合がつかない際は即キャンセルになるとツーリストからの案内。3番目は台湾の天候だ。梅雨は終わったようだが北半分が亜熱帯で、南半分が熱帯の島国。傘の他、合羽上下もバッグに入れた。

  

 機内では新聞の入選俳句3回分を読む。次に読みかけの星野富弘著『愛、深き淵より。』を読了。とても良い本だった。いつか群馬県の山間にある富弘美術館を訪ねてみたい。4時間ほどのフライトも飽きはしない。沖縄勤務などで飛行機の旅は100回近く経験している。夕刻空腹を感じて蒸しパンを食す。これは近所のスーパーで買った2割引きのもの。格安航空機内では、飲食物がすべてが有料なのだ。

             

 機体はさほど揺れもせず、定刻に桃園空港に着いた。ただ着陸機が混み合い、入国手続きが遅れた。同じ漢字圏なのに、まるで意味不明の文字。怒っている審査官の言葉が理解出来ず、ただうろたえるだけ。彼女はいきなり私の書類入れの中から1通の書類を取り出した。何と最も重要な入国申請書を提出してなかったのだ。一難去ってまた一難、今度は出口が分からない。日本人に尋ねてようやく判明。ヤレヤレ。しょんぼり

  

 荷物を受け取り、現地ガイドがいる場所へ急ぐ。私の胸のバッチを見て、1人の男性が声をかけて来た。あれだけ手間取ったのに、どうやら私が一番乗りだったみたい。日本語が分かるガイドさんに安心し、もう大丈夫と胸をなでおろす。仙台空港出発組を乗せ、バスは一路ホテルへ。その車中で2万円分を台湾元と交換。日本語を話す現地ガイドの名は陳さん。台湾で一番多い姓なのだとか。

               

 ツーリストの案内にあった夜食が出ない。宿に着き、コンビニで夜食を買ったのは日本時間の10時過ぎ。風呂に入ってベッドに横たわったのは11時半ごろ。日本との時差は1時間だが、翌朝の出発は現地時間の7時半。血圧を測り、薬を服用。冷房は停めた。こうして慌ただしい旅の初日が終わった。後は明朝ちゃんと目覚めるかどうか。蒸し暑い台湾の第一夜がしんしんと更けて行く。<続く>





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Last updated  2019.07.13 00:00:25
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