2941980 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019.07.24
XML
カテゴリ:生活雑記
~ある後期高齢者の日常~ 

  

 簡易書留が届いた。中は新しい保険証。8月から「後期高齢者用」のが切り替わる。住宅メーカーから「重要書類」と印刷された封筒が届いた。こちらは「建築基準不適合の件」とある。思わずぎょっとして読むと、わが家は心配ないとのこと。それが本当かどうかは分からないが、信じることにしよう。何故なら東日本大震災のマグニチュード9の大激震にも耐えた、わが家なのだから。

     

 ピンポーン。玄関のチャイムが鳴って出て行くと、「アマゾンからお届けです」と宅急便のオジサン。「ええっ、アマゾン?」と訝しむ。そんなものを頼んだ覚えはない。さては今はやりの老人を騙す手口か。無断で物品を送りつけ、代金を請求する悪質な商法があると聞いた。「頼んでないので受け取りません」。私がそういうと、「たまにこんなことがあるんですよね」と引き下がるオジサン。

  

 その夜東京の次男から電話。「受け取り拒否したんだって」。「だって差出人の名前がないんだもの」。「素麺だよ。サプライズで送ったの」。「それならそうで、ちゃんと連絡しないと。それで届くのはいつ」。「明日の午前中」。「それも連絡がないと分からないよ」。「いや、不在票が入るから大丈夫」。「それじゃ運送屋に二度手間取らせることになる」。どこまでもかみ合わない親子の会話。

          

 翌日は家にいて業者の到着を待った。昼近くなって来たのは昨日と同じ人。「ゴメンね。息子からだった」と謝ると、「これが仕事ですから」とあくまでも低姿勢。包装を解くと高級素麺が出て来た。その夜夜電話したが次男は出ない。翌日次男から電話があり、昨夜はまだ会社で、今日は遅い出勤とのこと。前妻の誕生日を聞かれて教える。「ブログを読んでね。もし書いてない時は死んだ時だから」。返事がない。素麺は届いたが私の願いは届かないようだ。

  

 鈴なりになってるトマトを発見し、10個以上もぐ。ミニトマトの熟したのも収穫。モロッコインゲンがかなり成長し、40本ほどを摘む。さてどうする。ミニトマトとトマトはバナナと砂糖を加えてジュースにし、モロッコインゲンは茹でて大半を冷凍保存した。数日後、再び同じ作業を繰り返す。どちらも新鮮で美味しい。ジャガイモの第2弾とナス4本を収穫。野菜が高い時期だけにとても有難い。

       

 今月の俳句教室への提出句は以下の作品

   梅雨寒や友の病は癒へたるか  ⇒  梅雨寒や友の病は癒えぬまま

 俳句は人の行動ではなく風景を詠むのが一般的と講師。さらに「癒へたるか」のような疑問形はダメと厳しく、右のように直された。ブログ友が読んだらきっと気分を害するに違いない。この日も出席者は減り、どう進行するか戸惑う講師。もう着いて行けないと諦めたのか。「嫌ならいつでも辞めて良い」。昨年の開講時に彼が放った一言が忘れられない。だが私は最後まで食らいつく。抵抗も面白いものだ。

  

 その反面、俳句教室の日に限って体調が悪くなるのはなぜ。5月も6月もそうだった。この日は帰宅して「プレバト」を観た後も激しい頭痛。「これは脳外科に行くべき」。そう判断したが、診察券がない。まあ良いやと自転車で街へ出かけた。相変わらず厳しい口調のドクター。頭部のMRI撮影は昼前に予約出来た。カンカンガンガン騒がしい装置の中で10分ほど眠ったのは、かなり疲れていたのだろう。
   
       

 ドクターに呼ばれた。脳にも脳内血管にも異常なし。ただ「蓄膿」を発見したので、耳鼻科医にフィルムを提出せよとのこと。めまいと耳鳴り用の薬が切れたため耳鼻科へ。初回よりかなり改善されている由。脳外科から託されたフィルムは問題なし。帰国後病院に行ったのはこれで5度目。大変だが健康を保つためなのでじっと我慢。帰途雨の中重たいリュックを背負い、手に袋と傘を持って買い物。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.07.24 00:00:17
コメント(10) | コメントを書く
[生活雑記] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X