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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.11.23
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カテゴリ:旅、温泉
~縁結びの神・出雲大社その1~

  
             <大きな絵馬型の境内案内図>

 いつになったら出雲大社が出て来るんだ。そんなkazuさんの声が聞こえて来そうだ。だが焦らしているわけではなく、実に周到に掲載の順番を計算しているのだよねえ。どんな風に旅のお話を進めて行けば一番効果的か。そしてどんな風にしてエンディングを迎えるか。旅の紀行を書くたびに、私はそう思いながら構想を練っている。さてバスを降りた駐車場に、一人のおばちゃんが待っていた。

  

 その人が境内を案内するガイドさんだった。いかにもベテランらしい態度で、毎日大勢の観光客を案内しているのだろう。言葉には訛りがなく、「立て板に水」の説明ぶり。出雲大社には独特の決まりごとがあるみたいで、「反時計回り」に巡拝する。ここは拝殿でも本殿でもなく「神楽殿」なのだが、あまりにも立派な注連縄(しめなわ)に驚く。背後の山は素鵞(そが)山。古代豪族の蘇我氏に通じるのが不思議。

            

 突然だがこんな女性を登場させた。名前は出雲阿国(いずものおくに)。元々は出雲大社の巫女さんだったが、やがて京へ上って舞を生業(なりわい)とし、後に歌舞伎の祖と称されるほどになった実在の人。舞は神事にかかせない存在で、神を喜ばせ、神を地上に招く要素があるのだろう。神がかりする卑弥呼にもつながると感じるのは私だけだろうか。

  

    出雲国造の末裔で出雲大社の神事を司る千家の社殿も堂々たるものだ。

  

     「松の参道」の落ち着いた風景。

  

    松の参道から四之鳥居越しに拝殿を観る。後方の山は八雲山。

  

   参拝前に口を濯ぎ手を清める手水舎(ちょうずしゃ)

  

    遥かに拝殿を仰ぐ。ここにも出雲大社特有の重厚な注連縄が治まっている。

  

   どっしりとした二重の屋根。注連縄は大蛇を表したものと言われるが。

  
  

    拝殿の奥に本殿の屋根が見える。本来は背後の八雲山がご神体だった由。

  
      

  境内にある複数の注連縄は、いずれも敬虔な信者たちからの寄進に拠るものだ。<続く>





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Last updated  2019.11.23 00:00:18
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