テーマ:美術館・博物館(1556)
カテゴリ:芸術論
清朝の芸術及び玉の美
清(大清帝国)は1616年に満州族の愛新覚羅氏が建国した中国最後の統一王朝で、最初の首都は盛京(瀋陽)で後に北京に移った。 長頸型の花瓶。 ここからは故宮博物館が所蔵する玉の名品を紹介します。玉は中国人にとっては聖なる存在で、古代から玉に対する強い憧れを持っていました。 玉製の「白菜」(国宝指定)緑と白の組み合わせが絶妙ですねえ。原石の素晴らしさを繊細な細工でさらに高めています。 国宝の「白菜」をかじっている精巧な蝗(イナゴ) これも色彩と形状がそっくりな肉形石(国宝指定)。沖縄の豚肉料理「ラフティ」とそっくりですね。 玉のうちこのような形のものを璧(へき)と呼びます。つまり完璧(かんぺき)の璧。完全な形の玉と言う訳です。 これも璧形の玉器。 サメ肌の玉器。天然のザラザラ感が絶妙です。 珊瑚のような玉の首飾り 石器に似せた玉の破片もあるねえ。 こちらも玉の残決だが、中には勾玉様の玉器も混じっている。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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