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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.01.07
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テーマ:ニュース(100020)
~波乱の予感~

 

 元旦の午後年賀状が届いた。1枚ずつしみじみと読む。ここ数年間消息が分からなかった人の動向が分かった。皮肉めいたコメントを書いて出した大学時代の級友からは反省を感じさせるコメント。彼らは前妻との離婚後に相談した私を軽んじ、無視していた。きっと私を除いて会合も持ったはず。その会合に私は呼ばれなかった。ほほう、そう来たか。と私は嫌味を書いたのだ。人間時には強く出ないとね。

            

 今年の箱根駅伝は青学の総合優勝に終わった。私は心ここにあらざる状況でTVを観ていたため、途中経過がほとんど分からなかった。若干の波乱はあったのだろうが、やはり総合力に優る青学が最後は逃げ切り、大会新記録(?)での優勝。私はかつての勤務先である筑波大学を応援していたのだが、19位だったかに留まった。国立大学として唯一の出場だったが、やはり選手層が厚い私学には及ばなかった。

  

 驚くべきニュースが幾つか飛び込んで来た。1つ目は保釈中だったカルロスゴーン氏の国外逃亡。トルコの航空会社が所有するプライベートジェットを使ったこと。複数あるフランスのパスポートを使ったこと、元米軍特殊部隊員が関与し、大型楽器を収容する箱に身を潜めてジェット機に詰め込んだことなどが判明している。トルコ政府は関係者5人を逮捕し、国際刑事警察機構がレバノン政府に対して「国際逮捕手配書」を送付し、同政府は受け取ったことを明らかに。

                 

 国際的経済人であるゴーン氏はレバノンでは英雄で、今回の逃避行を讃える国民がいる一方、同国上流社会ではびこっている「賄賂」を非難する声が強いのも事実。そのため同国の弁護士団がゴーン氏を告訴する運びもある由。ただしレバノン大統領は、ゴーン氏の日本への引き渡しには否定的とのことだが、ゴーン氏への事情聴取だけはやるみたいだ。

  

 今回の国外逃亡で、14億円ほどの保釈金は没収される見込み。しかし近々始まる予定だった裁判は中止に追い込まれるだろう。また検察側の意見を軽視して保釈を許した東京地裁の責任や、厳格なパスポート保持を守らなかった弁護団の責任が問われるのは必至。来週にはレバノンでゴーン氏の記者会見が行われるが、日本の裁判制度を批判した同氏が、法を犯したことをどう弁明するのか。またレバノンでは政情不安が続き、不正を憎む国民がゴーン氏を暗殺する可能性もあると報じられている由。

            

  米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官、ムハンディス副長官らをヘリで急襲して殺害したことを発表、トランプ大統領はそれらは米軍に対する攻撃を防御するための措置で正当なものであることを表明。合わせて米国兵士の生命を守るため、近く中近東に3千人規模の兵士を送ることを表明した。また一般米国市民は速やかにイランから出国するよう要請した。

  

 これに対してイランの最高指導者であるホメネイ師は必要な反撃措置を取ると直ちに表明、多くの国民は米国および米国人に対する復讐を声高に叫んでいる。ホルムズ海峡での日本のタンカーに対する攻撃も、サウジアラビアの精油基地へのドローンによる攻撃もイラク革命防衛隊の仕業と考えられていただけに、今回の米軍の攻撃は西側諸国には理解を得られるのではないか。トランプ大統領はもしイランが米軍および米国市民に危害を加えた場合は、直ちにイランにとって重要な52か所に攻撃を加える旨をツイートした。

          

 今回の米国の強硬策に肝を冷やしたのはイランだけではないはず。それは交渉期限を昨年末と区切って脅していた北朝鮮もまた然り。不条理な抵抗には断固として戦う姿勢を示したトランプ大統領および米軍の俊敏な動きに。恐らくはビビったはず。そして米国国内ではトランプ氏への支持が高まり、来年の大統領選にも大きな影響を与えるのではないか。

   

写真は卑弥呼が魏の皇帝から100枚受け取ったとされる「三角縁神獣鏡」(さんかくぶちしんじゅうきょう)だ。だがその説には異論もあり、これは日本で鋳造されたとか、100枚以上出土しているとか言うのがその代表的なもの。因みに三角縁とは鏡の縁の断面が三角形に見えること。「神獣」は文様が神仙思想の神々と不思議な形の獣の組み合わせであることからの命名だ。

       

 ところがこの度来日した中国河南省文物考古研究院の潘偉斌(ハンイヒン氏=曹操高陵を発掘)の鑑定により、九州国立博物館で保管中の「金銀錯嵌珠龍紋鉄鏡」(きんぎんさくがんしゅりゅうてつきょう=上の写真)が魏の鏡とされる曹操高陵出土の鉄鏡の特徴とほぼ一致することが確認され、卑弥呼がもらった鏡である可能性が極めて高いことが判明した。

   
     <これは鏡ではなくパイだよ~ん。大笑い

 問題の鏡が出土したのは大分県日田市日高町にあるダンワラ遺跡。昭和8年(1933年)九大本線の架線工事中に発掘したもので、2~3世紀に中国で制作され、6世紀ごろに副葬品として古墳に埋葬されたと推定される由。銅鏡や青銅鏡は多いが、鉄鏡の出土は日本国内では極めてレアケースで、「珠龍紋」も滅多にないと思われる。まさに歴史的な発見で、今後「邪馬台国論争」に一石を投じよう。





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Last updated  2020.01.07 04:30:32
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